選ばざる道 これも人生
大なり小なり人生で選択を迫られるは時があります。
あの時こちらを選んでおけば、こんな苦労はしなかったかもしれないとか
友達に勧められたからそうしたのにうまくいかなかったとか。
後悔ばかりしている人がいます。そんなときは大体が他人のせいでという言葉が含まれていることの多いこと。
自分で決められなくて相談した末の結果なのに、本人はすっかりそんなことは忘れていてぼやきます。
反対に後悔しない人の考えは、その結果が思うようなものでなくてもそこでの切り替えしが素晴らしいのです。
自分で選んだのだから当然のように受け入れるのですが、もしもう一つの道ならもっと悲しいことになっていたかもしれない。ならば少々の苦労があったとしてもこれくらいですんで良かったと思える人です。
生まれてから幾度もどちらにしようと迷う未知への分かれ道。人は悩むことになります。
自分で選んだように見えてももうすでに答えが用意されていてそちらの方に向かうことになる運命を一人一人が背負っているようにも思うのです。
「なんで私だけついていないのだろう。」と嘆きますがそれを思うこと自体が自分の気持ちに向き合っていないことで自覚が足りていなかったとなります。
人生の歯車が今は順調に回っていてもいつ何時小さな石ころ一つが飛んできてガタガタと狂ってしまったということもままあります。
反対に今はぎくしゃくしてなかなか滑らかに回らない状態だとしても惜しみなくコツコツと油を注していると、それは急に動きだします。そんなものです。人生って!と分かったようなことを言っている私ですが、人生を終えて自分を振り返ることが出来るのだとしたら、どちらを選んでも終着地点は良く似たところ。悔やむ必要もないほどの微々たる差のような気がします。
「生きてるだけで丸儲け!」と誰かが言ってましたが、命があること自体本当は奇跡に近くて幸運な道であったのかもしれません。
私はついている!と思えたら人生もまた楽し!です。
ケガや病気をしたら、天がくれた休暇だと思い、ゆっくりとできたらそれに感謝して一つ一つこなしていきたいものです。
今日もいい日にしましょう!
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