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ニケと歩けば quatre-vingt-seize

明るくなってきました。今朝は散歩の途中いい香りがしてきました。

「これこれ!」季節になるとおうちの庭先に咲く金木犀です。今年は例年より早く咲きました。残念ながらスマホを忘れて写真が取れません。

この花を知らない小学生たちが「トイレの匂い!」といって笑いながら、香りの元を探しています。

周りを香りで埋め尽くす割には花は小さく花言葉は謙虚。

毎年花が降り落ちた地面はオレンジ色の絨毯になります。そこを歩くではなく靴を滑らしながら何本も棒状の足跡?が楽しくていつまでも遊んでいる子供たちを見ながら、1才若いニケは小さな足跡を残していました。早1年!

実家にも大きな金木犀が植えられていました。花が散るといよいよ冬の入り口。縁側に籠いっぱいに送られてきたミカンのオレンジ色と金木犀。夕焼けが同じ色に染まって寂しいような小さいながらいつまでも座っていたのを思い出します。

ミカンと一緒に入っている干し柿は出来のいい時とそうでない時もあり、噛んでいくうちにほんのり甘い香りがして大好きでした。

あの時は大きな秋田犬のフジがいてつぶらな瞳で私がむくミカンを不思議そうに見ていましたが、ニケは鼻をひくひくと動かすだけでなんの関心も示しません。

しかし焼き芋だけは「別もん」です。いつもより目を輝かせてジーとお芋を見つめます。

最近はサツマイモもいろんな種類があってまさしくスイーツのような味わい。天ぷらにしたり甘く炊いたりと女性で嫌いという人は聞いたことがありません。

近くのパン屋さんで栗の餡パンを見つけました。買わずには帰れません。

天高く馬肥える秋!一緒に肥える秋になりそうです。




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