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忙しい人は

忙しいという字はりっしんべんに死なれて亡くすと書きます。

そうだったのか!いつも忙しくて時間がない!という人は心がそこにないことなのかもしれません。

そういえば私もそうでした。忙しいということを理由にして、いろんなお誘いを断ったり、時間が無いとできなかったことの理由にしたり、ちゃんとそこに心は無かったと反省しています。

今更ですが…。

忙しいと成果が上がる、幸せになれるとは真逆であったともいえるかもしれません。それを分かるにはやっぱり過去を振り返るときにならないとなかなかわからないものです。

他からの情報、年上の人のアドバイスもその渦中にいるとわかりません。「身体に気を付けて、働き過ぎないようにね。」会うごとに母は言ってました。「わかってる」というもののその言葉は頭の上を通り過ぎて、「そんなのんきになんかはしていられない」という気持ちが強くありました。

自分たちは見守ることしかできないと、両親は秘かにやきもきしていたことでしょう。

心残りは何とか子供たちも巣立って、私も人並みの老後を迎えたことを伝えることができなかったことです。

体も心も悩殺されてぼろぼろになり成果が出ない。となるのが一番危険なことです。家族はばらばら、自分はどんどん孤立していくと何もかもが上手くいかない。そんな人を何人も見てきました。私の場合も抱えた大きな荷物をいつかおろすためにはその時期も必要であったのには違いありませんが、振り返られる時がきたことを喜ぶべきでしょう。

また性格にもよるのかもしれません。真面目であるこはすばらしいことですが、力を抜くことを悪と思うと自分を追い込んでしまいます。

時には息抜き。いい加減は良い加減であることが分かれば楽になります。私を救った言葉の一つです。

家族はいつも傍にいてくれていました。ついてきてくれたことに、感謝こそすれ、きっと「なんで?」と思うこともたくさんあったと思います。

今朝は心地よい風が吹く秋を感じる散歩になりました。

忙しくない贅沢!を味わうニケとの大切な時間です。

今日もいい日にしましょう!



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