私という人間
雑誌に自分を愛せるか?とありました。自分の事、好きか嫌いかなんて考えたこともありませんでした。
一番の身内⁈なんですもの。嫌だなあと思ってもこれが私。
好きだと思ってもナルシストの枠を超えられなければただの独りよがり。
もう一人の自分がいて私とともだちになりたいかと問うと、どうなんでしょう?
見かけは協調性があるように見えてそうでもなく、土足で入られるのは嫌な分、人のプライバシーにも関心がない。歯の浮くようなお世辞は不得意です。
いつも一緒に!と束縛しないから…友達としては楽かもしれません。でも何でも一緒にとかどこに行くのも連れだってがいいという人には冷たく感じるかも…。あまり恋人向けではなさそうです。つかず離れずが心地よいということが分かればこのスタンスはなかなか捨てられません。それは今に始まったことではなく、ちょうど真ん中がいいと思っています。
また昭和生まれはおおかた、目上への言葉使いには気を付けて初対面からのタメ口の人は苦手な方が多そうですが、そういう点では私もちょっと硬そうに見えるかもしれません。どうも最初から馴れ馴れしく話されるのは苦手です。丁寧語で話すことがとっつきにくいというのは理解できないところですが、そんな偏屈な考えはもう古いのでしょう。ここは考え方を修正する必要があるかもしれません。
子供には厳しい母親でしたが、動物、特に犬にはメロメロ!で子供たちに「甘いなあ~」といつもたしなめられます。
課題が出されたり頼まれるとすぐに手をつけないと気がすまない。そのくせ、ずーっと全力で走ることが出来ません。ギアの上げ時が周りの人には分かりにくく、単純なようで複雑。難解なようで明解⁈結局自分でもよくわからない人間です。
シロ クロよりも筋を通す方が大事で、頑固で負けず嫌い。競争も嫌いではないような…。どんなゲームも真剣勝負で挑んで疲れます。
正義感はそれほどなく、二匹目のペンギンで様子を見てから行動する姑息なシニアです。
一つ許せるとしたら自分で選んだことは後悔しないし失敗しても納得して受け入れることぐらいでしょう。
でもこれは私が思う私であってほかの人がどうなのかは、10人に聞いてもそれぞれだと思います。
やっぱり一番分からないのは自分。それを謎と捉えるなら、今の自分を好きと言えるかもしれません。
毎日笑って新しい発見を知ることがあれば、いい日であったと思えます。
そんなおおざっぱさは直せそうもないのですが、そんな自分に付き合うのはもう少し続きそうです。
「群れないところ、ひとりが好きなところは一緒!よく似ている」と言いたげなニケは暖かいヒーターの前で、ひとりで⁈で和んでいます。
今日もいい日にしましょう!
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