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仲人の仕事 すんなりとはいかないお見合い

なかなか組めないお見合いが続いて今月、ひょいとお申し込みが来ました。
早速本人に連絡しました。年齢といい、いろんなことが合いそうなお嬢さんです。

お見合いの日取りを決めて相手の回答を待ちます。
これで2度目のお見合い。初回と違ってなんとなく余裕があるような感じです。

お見合いは2週間後となりました。
これで一安心!ではありません。同じ土俵に上がったようなもの。これからこれから…はじめの一歩です。
良いご縁でありますようにと祈るばかりです。

待合せ場所も決まりあとはその日を待つのみ…。
今、私の会員さんは小人数ですがみんなお見合いが決まったりお付き合いが続いています。

一番年上の彼にもやっと!

二日後にメールが来ました。
入院中のお母さまが急変、急遽手術となったとか。お見合いの延期の知らせでした。

私もちょっとへこみました。すぐに連絡するのもためらわれて…。ちょっとうれしそうな彼の顔が浮かびます。

なかなかすんなりといかないのはご縁がないからでしょうか?
いえいえ仲人がそんな弱気なことではいけません。

事情を話して「また探しましょう!待ちましょう。」ということになりました。

婚活の年齢が高くなると、おのずと親の年齢も高くなります。
介護が必要な親がいる婚活者や片親との同居など新たな事情が増えます。

二度目の人もいて連れ子もいれば養育費の必要な場合もありとすんなりといかないことも出てきます。

「大丈夫ですよ!すぐに見つかります。」と安請け合い出来ない、ならば仲人が出来ることは何なのでしょうか…。

まず自分の置かれている立場を自覚してもらうことです。
それでもと言ってもらえたなら御の字です。ならば自分のできることは何かと謙虚な気持ちが大切かもしれません。

お見合いにおいて年齢が残酷なのは本当です。でもそれを悔やんでも仕方のないこと。今まで培ってきた人間力を発揮するときかもしれません。

今日もいい日にしましょう!




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