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たまにはカレーがいい

いつまでたってもカレーにハンバーグが大好きな男性はたくさんいます。

カレーが子供にうけるのは味覚のセンサー。

おとなに比べて、味を感じるセンサーの数が多いそうです。それで甘味やうま味を大人より敏感に感じるそうで、カレーにはそれが揃っているとか。

ならばカレーが好きな大人は子供と同じくセンサーが多くて、子供のような若々しい味蕾を持っているということなのでしょうか?それともまだ大人の舌を持っていないのか!

 私もたまに無性にカレーが食べたくなります。

それはレストランのカレーでもなく、スーパーに売っているレトルトでもない。

なぜか自分で作ったカレーが一番好きです。

特別なスパイスなど入れません。市販の箱に入った中辛のカレールー。

ニンニクで牛豚ミンチ、トマト、ジャガイモ、なすび、玉ねぎにキノコを炒めて板チョコひとかけら。あとはレシピ通りに煮込むだけ。仕上げはケチャップと醤油をササーっと。ごくごく普通です。

それぞれの家庭でカレーの味は違うでしょう。母親の味と言える料理の一つです。

昭和の家庭にカレーの晩御飯はありませんでした。カレーは一般的な家庭料理ではなくそれこそレストランや、ホテルで食べるごちそうでした。

また白いごはんに何かを混ぜたりかけたりするのを嫌う明治、大正時代の男性二人があまり好まなかったからです。たまに元町や三宮に出て夕食するときはオムライスやハンバーグ、カレーを食べることを許されました。

長らくハンバーグも我が家の食卓には上がりませんでした。

つぶした?肉を嫌ったからです。何しろ祖父や父が好きなものしか母たちは作りませんでした。それで小さな時からおとなの夕食でした。

子供向きのというメニューはなくオムライスにケチャップでハートを書くのが夢でした!

結婚して子供が出来たらハンバーグやコロッケ、オムライス、カレーが上手な母親になろうと思ったものです。

最近は時代も移り変わって子供中心のメニューが多いと聞きます。

父親も若い分、同じメニューを喜ぶとか…。それとも大人になりきっていないのか⁈

両親が子供と同じ目線でいることは決して悪いことではありません。カミナリ親父に育てられるか、兄弟や友達のようなのようなパパに。それぞれに良いところがあります。その時代に生まれた運命で今の時代に生まれたかったと悔やむのもむなしいことです。

食事は楽しく!それが一番。

こどもが小学生までは毎日のように友達がやってきて賑やかでした。

お昼にタコ焼き、ホットケーキ、インスタントラーメン、そしてカレー!

スプーンの音と笑い声、やっぱりカレーが一番人気でした。

そんな風景が浮かぶからなのかカレーをたまに食べたくなります。

久しぶりに夕飯にキノコたっぷりのカレーでも作りましょうか。

今日もいい日にしましょう!












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