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おじさんのトリセツ

昭和生まれのおじさんは、本当はとてもシャイです。

ガッツなおばさんの中でマスコットみたいになってる、いじられキャラの人もいて、なんと!若い女性にも人気があります。可愛いんですって。

家での様子は真逆な場合もありどれが本当の姿なのか…。内弁慶なのか?

最近はサザンやオフコース,浜省をカラオケで披露する若々しいおじさんも増えました。気持ちはいつまでも青年。デュエットを誘っても乗ってくるのはおばさんだけ。

女性たちに「○○ちゃんは乙女だから―。」と言われたりしますが、バリバリ現役の時は働くことが生きがい、残業もバンバンするし出張で飛行機や新幹線を利用して海外や国内をとんぼ返りの人もいていろんなところで活躍しました。タバコの煙の中で仕事をしたという人も。みんな喫煙上等!イライラをニコチンで吹き飛ばしたらしいです。まさしく日本の高度成長期に活躍した年代です。バブルの恩恵も、はじけた後のどん底も味わいました。背中に哀愁が…。

頼むと断れないところもあり特に若い女性は大好きで、この時代の男子は若さ至上主義。若くないと女ではないと心の底で思っていますが、そこはおとな。年配の女性にもソツなく接することが出来ます。鋭いおばさんたちはお見通しですが、そこに気が付かないのが玉に瑕で遣り込められます。

たまに学歴や社会的地位を笠に生きてきたおじさんが生息していて、その武器が今や紙切れのような薄っぺらいものになったのに気が付かず、第二の人生で選んだ職場では、陰で総スカンを食らうこともあるようです。偉そうな態度に見られがちですが本人はいたって普通。全くそんな気はなさそうです。

「現役時代はね…」と言い出すと話が長くなるのでサラッと流すようにしましょう。

若い人が、知ったかぶりの知識や人からの受け売りで話をすると経験値がもの申すとなり、捕まってしまいます。クマに注意より世間ではそんなおじさんに注意!しましょう。

老兵は縁の下の力持ちという存在を受け入れ、周りの人たちは尊敬の念も忘れずその貴重な経験を称賛しなくてはいけません。ならば気を良くして面倒見のいいおじさんに早変わりします。

孤独を口にするのは女々しいと教えられてきたので微塵も外には見せませんが、本当は寂しい。その背中が語っています。(お酒が入るとまた違いますが…。)

家で威勢を張るのは自分の存在を固持するためもあるとか。

奥さんに優しい言葉をかけないというよりはかけるのが照れくさいと思っているのが昭和のおじさん。自分でもよく分かっているようです。

勇気を出してバラの一輪でも買ってきたなら、奥さんから「あらどうしたの?具合でも悪いの?何か悪いことした?」と連発して冷やかされ、「せっかく」と機嫌が悪くなります。

「ありがとう!」と言う言葉はなかなか言いにくくてもちゃんと心の中では思っているそうで、「言葉に出さずとも分かっているだろ。それが夫婦というもの」となります。

しかし、「全くあてはまらないよ」という昭和生まれの男性もたくさんいます。もちろんモテモテ!

昭和から平成を超えて令和の時代も独身でいる人はヘイセイジャンプ!一人を謳歌しているとのこと。

後に続く人は壊れやすいものを扱うようにそっと優しく接してください。

「できなーい!」という声が聞こえそうですね。

今日もいい日にしましょう!





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