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12年ぶりの同期会

還暦の時,東京で40年ぶりの同期会。あれからさらに12年。
在京の同期たちはしばしば会うことが出来ても地方に住まいを構えたなら再々会うことは難しくなります。

同じ釜の飯!学生気質が抜けない乙女?たちが全国から集まって入社式は東京駅前の旧郵政ビル。何もかもが緊張のフィルターを通して見え新鮮でもありこれからの不安も見え隠れしていました。

今ではどんな偉い方がお話しされたのかさえ覚えていませんが、ニコニコと優しい歓迎ムードとは程遠い厳しい言葉でした。

身が引き締まるとはこういうことを言うのかと思ったものです。
ただのあこがれから仕事として向き合うということは安易な考えではいけないことも…。

そんな思い出の場所にレストランを予約してくれました。彼女はいつもみんなのまとめ役。感謝してます。
ほぼ全員出席と言っても10人。クラスは8つ。その一つはせいぜい15人ほど。
すぐに仲良くなって…。それから半世紀。あっという間の年月でした。

それぞれの人生を歩んできてきっとみんないい顔になったことでしょう。
待ち合わせのビルももちろん最新の建物に生まれ変わって以前ニュースで見た時からさらに近代的になっているようです。

私と言えば出張で月にニ、三度乗っていた新幹線もすでに遥か昔の事。なんだか今更のワクワク感さえあります。
きっと駅に着いたならお上りさん状態。
あの美しいレンガ造りの東京駅はオランダのセントラルステーションを模したものと かの地で聞いたことがありました。
ちょっと日本離れしたハイカラさに納得したもので昔のその建物は当時のまま。それはそれで嬉しいものです。

それは回顧の気持ちではなくいつまでも東京の中心で今なお現役と言うところに「いいなあ~」と。

さあどんな話題が飛び出てくるのか今から楽しみです。
そう思えるだけでもあの青春時代がいかに濃くて充実した日々であったのかが分かります。

その間ニケはお留守番。散歩は息子に任せて髪の毛数本分引かれる気持ちを残して行ってきまーす。

今日もいい日にしましょう!



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