ジェットコースター人生 その4
乗務中は揺れがひどく天井に頭が当たるくらい急降下したり、
雷が翼に落ちたり、強風で着陸できず何度も東京湾を旋回して
ようやく車輪が地上にバウンドしながら着陸したりと、いろんなことがありました。
国際線はその当時1社だけだったので訓練も厳しくいつも国の代表できていることを忘れないようにと、なんだかオリンピックの代表選手みたいに
ちょっとしたプレッシャーも持たされました。
いつも口角をあげでいるのは日本のクルーだといわれるくらいサービスは徹底して教育されました。
当時の乗務員の条件は未婚であることでした。今は子持ちでも続けられるようになったようですが、なんの疑問も持たずすんなり寿退社となりました。
新しい環境に入ることは楽しみでしかなかったのはやはり若かったからでしょう。どんでん返しの人生の始まりです。
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