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想定外を超えてこそ人生

昨日は映画「ダウントン・アビー」の続編を観てきました。

日曜日に観に行くのは久しぶりです。

テレビドラマで病みつきになり毎週楽しみにしていました。

劇場には同じような年代のおひとり様が多かったのには驚きましたが納得です。

私が「映画は一人で!」というとみんなは「なんで?」と必ず言います。「寂しくないの?」「終わった後は?」本当にご心配無用です。それと見たいジャンルがなかなか合わないのです。せっかく観るなら…。

好きな時間にどっぷり浸れる。おしゃべりは嫌いではないのですが劇場では…。

スクリーンには懐かしい顔ぶれ⁈久しぶりに親せきの人に会ったみたいです!

ただの伯爵一家の贅沢な暮らしぶりではなく、家族もそこに働く人々も悩み、人間関係が深くてややこしくて面白い。なんて人間臭い物語なのかと感心していましたが、今回も期待を裏切らない内容でした。

私はやっぱり波乱万丈が好きなのかもしれません。ロマンスもありですがキラキラではなくそこはおとなの心模様の複雑さ。

その中のセリフの一つ。「想定外を超えてこそ人生よ!」

淡々と観ていたはずなのにその言葉が強烈に心に刺さりました。

「そんなに?」なぜだかわかりませんが、私の人生がまさしく想定外のことだらけだったからなのか…。きれいに超えたわけではなく、必死に、泥臭くあがいていても顔には出さず!子供の前では威勢を張り「大丈夫。何とかなるよ」の繰り返しでした。

今振り返ると、だから楽しかった、それでも生きてきたと懐かしむ気持ちの方が勝ったように思います。

今、順風満帆であっても明日のことはわかりません。

子育てが上手くいってると思っていたら商売が…。やっと落ち着いたと思ったら自身の健康が…。と次々に。

そんなことが映画の内容と同時に頭の中をゆっくり巡ります。全く内容の違う進行なのに…。

二時間の上映時間はあっという間。誘われていくと失礼ながらほぼ居眠りしてというダメな私ですが、「もう終わり?」と思うくらい。

ビルを出ると きつめの雨。ぐっと秋に近づきそうでした。

今朝はやっぱり寒い朝。小雨まじりの散歩はいつものコース。所要時間も同じ。傘も持たない私にお構いなく楽しそうなニケでした。

今日もいい日にしましょう!




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