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今年の漢字 

清水寺で発表された今年の漢字は「戦」
この一文字を見てそれぞれが「戦」を思い浮かべたことでしょう。

私はやはりサッカーワールドカップ日本代表の活躍。
新型コロナ、物価高。それにMLBの大谷選手の活躍!元気をもらった人はたくさんいたはず。
そして一日も早く終息してほしいロシアのウクライナ侵攻。

毎年の漢字はその年の世の中の出来事、特に印象に残ったことからイメージで決められるそうです。

ならば自身の今年の漢字は?となってちょっと考えてみました。
毎年、自分なりに反省も込めて思い浮かべています。
深刻な出来事もなく淡々としていたように思いますが、古希を迎えて、これが歳を重ねるということか!と思うような体のがたつきを感じた一年でした。本当に音を立てて…。

以前母が腰が痛い、こむら返りで寝るのが不安、髪の毛のつやがなくなった、と体の不調を嘆いていたのを思い出しました。
「そりゃ二十歳とは違うよ!」と冗談交じりに言っていましたが、いざこの年になると身をもって実感します。

ならばアンチエージングは妄想⁈緩やかながらも時として速度を増す老いの坂道をいかにゆっくり慎重に下るかを工夫するしかありません。

自然に逆らわず、今ある命を大事にする。そりゃ七十年も付き合ってくれたのだから、仕方のないこと。身体に感謝も忘れずにというです。

五十代のころはまだまだ若いと自分に言い聞かせて、少々体の調子が悪くても気合?で乗り越えていました。病院に行くことが怖かったのです。

なぜなら何か病名を告げられて入院!となっても休んでいる場合じゃない!家では子供二人と私だけなのですから、体が続くところまで突っ走ろう!と半ば真剣に考えていました。

今から思うとずいぶん無茶をしていた時もありました。風邪をこじらせてふらふらになりながら帰ったことや、疲れると蕁麻疹が出るようになった体のサインを無視して薬を飲めば大丈夫と言い聞かせながら職場に行きました。

その蕁麻疹、ジェットコースター人生25の【1】【2】で死の淵をたどったことを書きました。アナフィラキシーショック。(よろしければ読んでください。)

もう少しであちらの世界。それが今も生かされている。それがよかったのかどうかはまだわかりませんが、することが残っているよと言われているから今があるのだと思います。
身体は命を守る入れ物。その人の役割が終わるまでは、天が維持してくれそうです。

そんなこと思うと今の、今年の、私の漢字は、「命」かもしれません。

今日は何年振りかの温泉旅行。ニケはなんとなく留守番になるのを感じているのか、私の傍から離れません。

寒い日になりそうですが、いい日にしましょう!



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