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毎日何かを選んでいる

何かを決める時。いろんな人に相談してもなかなか自分で納得いかないアドバイスだということは本当は自分でもう決めているからかもしれません。同じだと安心。違うと「なんで?」となり「なら聞かないで!」となります。

失敗を恐れているうちはなかなか答えは出ません。
何もしないままで、人の意見に惑わされて決定した事柄はどうもすっきりしないものです。

自分に自信がないから人の意見を聞くとはわからないでもないですが、それでは前に進めません。決断力は何度も失敗して、何回も挑戦した人に与えられた心の余裕からくるものだと思います。

身体の事でもこの年になるとどこかが不調なのは日常です。
病院に行っても病名を付けてもらいに行くようなもので、もちろん治療を必要とするまでほっておくのは良くないですが、診断を下されたとたん、ますます弱るという人がいます。自分の体はある程度は自分で治す。まずは自分の体の弱いところを知っているかということも大切です。

知り合いはあちらの病院、こちらのと行くのですが、「年齢からくるものだから体と仲良くしなさい。」と言われるだけだそうです。病名が付かないと余計に不安になるらしいです。

痛み止めに大量のシップ。毎日貼っていても少しよくなったと思う程度でなかなか改善しません。痛み止めも気休めと言われていますが、この痛みを何とかしたいと思うからこそ服用してしまう。今の痛みを緩和したい一心です。

美容に関しても同じ。しわが増えた、シミが気になるといろんな化粧品、サプリメントを試しますが、そう簡単には若いころの肌には戻りません。

アンチエージングという言葉が一時流行りました。5歳10歳若返ると!
ところが昨今は年齢を気にしないこと、年代ごとに美しさがある!ということに変わってきました。それはあきらめではなく自分を知った、無理に抗うことをしないという選択をしたからです。

心は顔に出る。豊かな感性でいるシニアはしわやシミがあっても美しいということがようやくわかって来た昨今。どんな生き方を選択するのかも自分自身にかかっています。充実した人生と思えるのは納得した選択の中から生まれるのかもしれません。

「今日は何が食べたい?」と自分に尋ねるという友達がいます。
もう一人の!というところがなんだか彼女らしいのですが、なんとなくわかるような気がします。
他人ではなく自分に問うというのはだれにも頼らず気楽な生活の基本のような気がします。
今日もいい日にしましょう!


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