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夢見るころを過ぎても

実は納期がちょっと先にあって、今夜はその原稿を進める予定でした。
でも、なにか予感めいたものがあって、親指あたりがそわそわ。
気づくと別ウィンドウを立ち上げて、note登録していました。

はるか昔の少女時代、私は「夢が叶う秘密のノート」をもっていました。
ただのキャンパスノートなのですが、ここに書いた夢はたいてい叶いました。
書いていたのは他愛もない日記。恋の話を筆頭に、忘れたくないことや、むしろ忘れたいこと、本当になんでも書きました。
真面目にも不真面目にも、ひたすら心のままに書き続けました。
書くことは何時間でもできる子供でした。

いま思えば、書く作業によって負の感情を放出し、夢や希望の輪郭を明らかにすることで、自然と夢が叶うような行動をとることができていたのでしょう。
でも当時の私は不思議でした。このノート魔法でもかかってるのかしら?と表紙をしげしげと眺めたりしていました。

今でも時々、同じスタイルで日記を書きます。
でも、忘れたいことやつらいことを整理する内容が増えました。
夢や希望というより、目標を書くことに注力するようになりました。

誰にも見せない「秘密のノート」のカオスはそのままでいい。
でも、それはそれとして、もっと自由に明るい表現をしてみたい、そしてそれを仲間と共有したい!というインスピレーション。
今日感じた「予感めいたもの」の正体はきっとこの希望です。

どすっぴんでもなく、フルメイクでもない、部屋着でくつろいでいるときのような心持ちで、素直に書いていければと思います。

よろしくお願いしますねこ。

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