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英語を勉強するメリット3選

英語を勉強してみたいけど、続かなかったらどうしよう…
英語をいざ勉強しても、結局役に立たないかもしれない。
そんなふうに思ったことはありませんか?

今回の記事は、こんな方におすすめです。

  • 英語を勉強しようか迷っている

  • 英語を勉強したいが、英語がどんなことに役立つのかわからない

今回は私が大学で英語を中心的に学んだ経験から、英語を学ぶメリットをお伝えします。

英語を勉強するかどうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。


いろんな国の人たちと交流できるようになる

英語は世界中で使われている言語です。英語を習得すれば、当然コミュニケーションをとれる相手の幅が大きく広がります。

世界のさまざまな国の人々と交流できるのが、英語を学ぶ1番のメリットです。

旅行に行ける範囲もぐんと広がりますし、海外で働いたり、日本で英語を使って仕事をしたりと、ビジネスの選択肢も大きく増えます。

英語を勉強するのはとても大変ですが、その分リターンも大きいです。

多くの人とコミュニケーションが取れるようになるので、「こういう考え方の人もいるんだな」と思う機会が増え、結果的に視野も広がります。

出身国が異なるだけで、相手が全く違う価値観・文化を持っていることも多いです。

例えば、私が留学していた時、ナイジェリア人の友人から期末試験中にあなたの答えを見せてほしいと言われたことがあります。

多くの国ではカンニングは良くないことという認識だと思いますし、もし試験中にカンニングがあった場合には、カンニングをした人も、自分の答えを見せた人も処罰の対象となりますので、友人をそういったことに巻き込もうとするのかと正直苛立ちました。

結局断りましたが、後で理由を聞いてみると、ナイジェリアでは助け合いの文化があり、試験を乗り越えられるようにお互いサポートし合うのだそうです。
答えを見せてといったのも、ナイジェリアではあり得ることだと言っていました。
(もちろん、その子一人の意見を鵜呑みにしているわけではありません。当然ナイジェリアでもカンニングは良くないことという意識はあると思いますし、カンニングに絶対反対という方も多いと思います)

つまり、その子にとってのカンニングとはお互いに助け合う行為だったようなのですが、私はカンニング行為をしたとしても自分の実力ではなく試験に受かるだけで結果的には誰も助けることはないと思っています。

つまり、私とその子は全く違うバックボーンを持っていたことで、カンニングに対する価値観が大きく異なっていたのでした。
根本が違うことで、こんなにも価値観は異なるものなんだと学びましたし、さらに自分がどんなに深く信じている価値観でも、世の中の誰かにとっては間違っている可能性もあると気づきました。

世の中には全く相入れない価値観があるとわかったことで、周りの人たちの価値観を理解できなくても、一旦は受け入れる姿勢を持てるようになりました。
就職し、さまざまな方々と仕事をするようになった今でもすごく助かっています。

このように価値観の違いを直に感じ、楽しむことができるのも、英語を学ぶ醍醐味の一つです。

言語習得の方法を確立できる

言語はそれぞれに特徴があり、習得する難易度も異なります。
ですが、どの言語においても、習得する時の流れはほとんど一緒です。

どの言語も基本的な構造自体は変わらず、文法を学び、単語を覚えることで、「読む、聞く、書く、話す」の4技能を習得できます。

しかし、これらをより効率的に学んでいくためには、自分なりの勉強方法をトライアンドエラーで見つけていく必要があります。
なぜなら、勉強するときの4技能を学ぶ順番や、インプット(読む、聞く)とアウトプット(話す、書く)の割合は、個人の好みや理解の方法によって効果の出やすさが全く異なるためです。

例えば、私の場合には文法を先に全て頭に入れる方が効率的でした。
また、できないうちにアウトプットをしようとしてもうまくいかなかったので、
大量に英語をインプットすることを優先して勉強しました。
具体的には、英語の本をたくさん読んだり、英語で映画や動画を見ることでリスニングをたくさん行いました。するといつの間にか英語を話したり聞いたりすることができるようになっていました。

ですが、最初からアウトプットをたくさん行い、トライアンドエラーで習得していく方が早いという方も当然います。
大切なのは、どの方法が自分に合っているのかを知ることです。

このように、言語を効率的に学ぶ方法は人それぞれ違います。
一つ外国語を学ぶことで、言語を学ぶための自分なりの方法も見つけることができ、次に何か他の言語を勉強したくなったときも少し気楽に始められるようになります。

情報収集の範囲が広がる

さらに、英語を学ぶことで、情報収集に英語を使うことができ、より多くの情報の中から有益な情報を得ることができるようになります。

例えば、論文などは多くの場合英語で書かれており、世界最先端の情報を手に入れたいと思う場合、英語ができないとその情報を得ることすらできません。

もちろん、今後はテクノロジーなどの進化により英語を簡単に日本語に翻訳することができるようになっていくでしょう。

ただ、多言語のニュアンスを全て汲み取り別の言語に直すのは人間でも難しく、機械であればなおさらです。

書かれている情報の全てをきちんと理解するには、やはりその情報が書かれている言語で直接理解することが一番です。

まとめ

今回は、英語を学ぶメリットを3つお伝えしました。

英語を学ぶことでとても多くのメリットを得られます。
特に英語を学ぶことで多くの選択肢を持てるようになることは最大のメリットだと思います。

ですが同時に、英語はただの言語のため、英語ができるようになれば全てが良くなるということはありません。

英語を教えてくれていた方が言ってくれた言葉で今でも覚えているのが、「英語ができるようになっても、自分自身の語るべき言葉がなければ意味がない」という言葉です。

つまり、英語だけできるようになっても、その言語を使って表現したいこと、表現できることがなければ、言語だけできるようになっても使い道がないということです。

ただ、英語だけを学んでそれで終わり、というわけではなく、英語を通してそこからさらに自分の進みたい方向へ進んでいくことのほうがはるかに重要です。

英語を学ぶことで、より広い分野・視点で自分が持っているものを最大限活かせるようになるというのが理想なのかもしれません。

今後、英語勉強法に関する他の記事もどんどん投稿していきます。
この記事を読んで、英語を学んでみたいと思われた方は、読んでみてくださると嬉しいです。

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