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はんなり生誕旅(京都旅行前編)|ナインチェ・プラプラウスの「いつかいなくなっちゃうかもだし」#55

ずっとロシアの話ばっかりですね。
ウクライナだけじゃなくて、ほら、オリンピックもワリエワドーピング疑惑で大変でしたね。
あれも、ロシアだからと聞いて、やっぱり意図的にドーピングしていたんじゃないかと思っちゃいます。
本番、ワリエワが振るわない演技だったのも、無駄なプレッシャーがあったからだと思っちゃいます。
本当のところよく分からないけどね。

どーもどーも、ナインチェ・プラプラウスです。ちんちんじゃないけどね。

さて、先週、二人は京都に行って参りました。
来るご主人の誕生日を記念してのことです。
ミフィちゃんが、予定だけ空けておいてねと言ってから約1ヶ月、二日前に渡された封筒には「おめでとう旅行」の文字が。
二日空けるとなると旅行であることは予想されましたが、行き先は「京都」。
二人とも行きたがってたもんね。
響きだけで楽しめそうなこと間違いなしです。

こうして、ミフィちゃん総指揮のもと計画された、大誕生日旅行計画が始動しました。

初日、新幹線に乗り込むために早起きをします。
眠い目をこすらせながら、東京駅で飛び乗ろうとすると、エラーが。
あら新幹線って特急券と乗車券が必要なのね。
ミフィちゃん痛恨のエラー、ですがそんなことは気にせず、いぇいいぇい新幹線旅に身を任せます。
「あらあら、早く目的地に着くことが一番大事だものねぇ」なんて京言葉風にわざと嫌味な言い方をしたりして、「ひどーい」なんて感じで盛り上がったのでした。(京言葉では、婉曲的な言い回しを使うことが多い。「うるせぇガキだな」→「あらあら元気なお子さんね」)

新幹線はあっという間、京都駅に到着し、荷物を預けに旅館まで。
清水寺付近にあるお宿は、昔ながらの建物で趣深くも、今どき風に改装もされて超イケてました。

お腹ぺこぺこなので、お昼かな。
ミフィちゃんが予約してくれたのは、ご主人の大好物、鰻。
こちらは花見小路にある超超趣深いお店。
二階の座敷にあがって、名物の桶に入った鰻丼をいただきます。
3人前と書いてはあるものの2人でペロリ。
やっぱり鰻はたまらんわ。
店員さんは少し独特に思えました。

食べ終えてからは、少し散策。
近くのわらび餅屋さんでうまいうまい言ったり、高台寺に行ったりしました。
あ、お食事中以外はマスクをしてくださいね。

高台寺、これが結構いいんです。
全然知りませんでしたが、秀吉の妻ねねさんのお墓などがある古き建物。
建築も複数あって趣深いだけでなく、自然も豊かで散歩していてとても気持ちがよかったです。
ねねさまさいこー

ちなみに、今月は2月ということで、釈迦が亡くなった月とのことで、涅槃図も飾られていました。
釈迦が亡くなって、たくさんの人々が悲しんでいる絵でした。
周りは釈迦の人生が描かれていました。
生まれる前から描かれているのですが、10代20代30代までは割とガッツリ描かれているのに、そこからは安泰でしたと飛んで、70代で死。
うーん、人生ってそんな感じなのかなぁ。まだわからんちぇ。

そんなこんなで宿に戻るとやっとチェックイン。
ありゃ、さっきの店員さんより真面目そうな方。
中に入ると更に良さが分かります。
泊まった部屋は一番奥の地下の部屋。
傾斜になっているので特別に一部屋ある部屋です。
細長くも奥には小さな庭もあります。
後で本で読みましたが、京都ではこういう作りが多いそう。
鰻の寝所と呼ばれるようで、あ、さっき食べた〜なんてわちゃわちゃした気分。

この宿、なんといっても特徴が、ドリンクスペース。
たまたま一番近い部屋だったので行き放題な2人。
置いてあるドリンクは、コーヒーや紅茶はもちろんですが、お抹茶までありました。
ちょっとした茶道気分を味わって、お菓子も食べます。
結構なお手前で。

少しダラダラしたら、晩ごはんです。
予約していると聞きましたが何のお店かな……?
たどり着いた先は、またも趣深い建物。
入るとおじさんが靴を預かってくれます。
どんどんどんどん進んでいくと、三階まで辿り着き、超和風な個室に迎え入れてもらいました。
なんとこちら、すき焼きのお店。
うわ〜お〜ご主人大好きなすき焼きです。
さすがミフィちゃん、分かってる〜

女の店員さんが黙々とすき焼きを作ってくれます。
「卵はこちらでお割りしますね〜」
流石だなぁと彼女の作業に見惚れていると
「もうお肉できますから、卵、かき混ぜといてくださいね〜」
あ、はい。失礼しました。

いただいたお肉は、本当最高!
そして、野菜も普段は入れないような具材もあり大感動でした。
玉ねぎと菜の花はすごい良いね。

少しだけ驚いたのが、店員さんのサービス。
すき焼きを焼き終えて、個室からいなくなる際、
「何かありましたらベルをお押しくださいね」
とだけ一言。
お茶がなくなったので、押してみると、
「はい、こちら今からお入れしますね」
え、お茶がなくなったなんて言ってないんだけど!!
聞かれているのか…?お茶くらいしか呼ぶやついないのか…?
なんて思っていると、その後もお呼びするごとにこちらに問わず、先回り。
これが京都のもてなしなのか、、、でも少し不気味。

とかなんとかいってお腹いっぱいの2人は夜道を少しだけ散歩。
建仁寺に寄ったら少しだけ迷っちゃって、なんとか宿にたどり着けました。

宿のお夜は、お風呂と読書。

最高のお風呂にしようと入浴剤を買ってみたら、あら入れた後に、入浴剤は使用しないでくださいの文字が!
旅先なのに少し念入りにお風呂掃除をしちゃいました。

その後は明日のいく先を考えつつ、ドリンクコーナーにあった本を物色。
(この本の品揃えがまたすごく良かった!)
行先はおろか、京都の文化とかも色々感じられました。

そんな中で少し思ったのが京都の人の人間性。
電車の中で、京言葉で遊んでいたからかは分かりませんが、少し発言の裏を探っちゃいたくなるかんじがあります。
ただそれは感じが悪いといつこと、ではないのかと思いました。
みんなとても真面目で規律正しい人が多いのではないでしょうか。
東京の飲食店だと、コロナ慣れして「飲食時以外はマスクして」なんて聞かなくなりましたし、普通店員さんを呼んだら「なんですか〜?」と聞いてきます。
そこをしっかりやれるところが、京都の人の真面目さ故なのかなと思ったりしたのでした。
もしかしたら京言葉のイメージのせいで損しちゃってるかもね!

ということで、次回は京都旅行後編。
ご期待ください。

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