見出し画像

2年ぶりにいけたクション|ナインチェ・プラプラウスの「いつかいなくなっちゃうかもだし」#51

最近、家に一人の時があります。
逆に、家を空ける日もあります。
世界は変わっていないのに、そんなことで気分が変わっちゃいます。
寂しいなぁ、どうしてるかなぁ、人は不思議な生き物です。

どーもどーもナインチェ・プラプラウスです。ちんちんじゃないクション。

付き合った頃から二人が好きなバンド、サカナクション。
二人が付き合ったばかりのころ、ちょうどツアーがあったのでミフィちゃんがチケットを取って二人で行く話をしていました。

しかし、コロナで延期。
二人で行くことは叶いませんでした。

それからオンラインライブは必ずチェックしていましたが、リアルライブは実現せず。
いつか行きたいねと口を揃えつつも、中々機会は訪れませんでした。

しかし、先日、なんとか開催された日本武道館、サカナクションアダプトツアー。
その日は仕事大忙しのご主人も颯爽と切り上げて、夕方、九段下駅で待ち合わせです。
オミクロン株で開催が危ぶまれるかと思いましたが、何とかその有志を目に収めることができました。

このアダプトツアー、面白いのが、なんと言ってもツアー構成。
構成といってもツアー当日の話ではありません。
ツアーの初日がオンラインライブから開始され、ツアーの終了後にアルバムが発売されるのです。
しかも、ライブ中は演奏に合わせて一人の女性が曲を表現します。
普段PVを撮られている監督が、ライブの監督を務められているので、画として映える演出が度々なされ、感動でした。

オンラインライブが皮切りだったので、セットリストはほとんど同じでわかっていました。
違うのかな、同じかなとハラハラするのもまた一興。
二人して、やっぱり基本は同じだよね、という顔をしながらゆらゆら揺られて楽しみます。

大半の曲をこなした後のアンコール。
オンラインライブでやってない曲はあの曲ぐらいしかないけどなぁ、と思って聞いていると予想外の曲がチラホラ。
特に、3曲目に演奏した「ナイトフィッシングイズグッド」はご主人がいつも聞きたがっていたので、二人して目を見合わせていました。
ご主人、少し涙目。

2年間待っていたライブは案外あっさりと終わってしまいました。
けど、バンドは解散するわけじゃないし、またこれからも二人で行けるよね。
2年間は意外とあっという間だったけど、とても楽しく刻を刻んでいました。
これからは、これからで、2回目3回目と先に刻んで行けます。
あの時はああだったね、と二人で笑い合える日が、とても幸せで愛おしいのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?