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しでのみち

りんぱのがん、
陽気な曲についた歌詞のやうに、
伝えられた

もしこれが友の死出の道なら心細からうと
すがる相手が偶々わたしだったのであれば
ぼんぼりを照らして、共に歩こう…

わたしの恋の死を忘れるにちょうどよい業
そんな思いは罪深いのだらうか

死を前にわたしを好きだという友に
一度も恋心を抱いたことはない
記憶を美化して語る男の前に
死が横たわっているなら黙っておこう

二度目の細君を娶って間もない男が死の病
わたしはといえば、
心寄せた男にしかとされ、
恋は首を切り落とされたが
自身はなんとか痩せられないかと奮闘の健康体

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