子どもの原体験
5歳の時に自分で作った絵本を保育園の先生にプレゼントした。先生はその絵本を園の部屋に飾ってくれて、とても嬉しかったのを何となく覚えている。
それが僕の原体験だ。
20代の頃、この先の人生をどう生きていこうかなど考えていた時にこの体験を心の拠り所にしてクリエイター活動を始めた。
「作品を作って誰かを喜ばせること」
いろんな思考に囚われていない5歳の自分こそが本来の自分で、その自分が自らの衝動でやったことなのだから、大人になっても同じ活動をすることが一番正しくて幸せな事のはず!と強く思ったのだ。
子どもの頃の体験は人生を決断する時の大きな支えになると思う。
誰でも思い返せば何かしら、心に強く残っている幼少時の経験があるのではないだろうか。大人になると余計な考えで頭が一杯になり、本当の自分がしたい事が見えなくなってしまう。そんな時に子どもの頃の純粋な思いで行動した事、考えた事を思い出せば、
過去の自分が力強く支えてくれる。
日常生活でいろんな情報に翻弄されることがある。他人の人生と比べてばかりで自信をなくす時もある。そんな時に頭の中で渦巻くスパイラルから抜け出して、
子どもの頃の自分に会いにいく。
とてもおすすめな方法だ。これからも人生で挫けそうになったり、自分を見失いそうな時はこの原体験に支えてもらおうと思っている。
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