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許斐剛LIVE@パシフィコ横浜

ずっと行きたくても行けなかったLIVEに、ついに行ける!!ひとつの夢が叶いました。死ぬまでに見ておかなければ成仏できないとすら思っていたので本当に嬉しい。笑

原作者×キャラクター

ウワサにだけは聞いていたキャラクター達との共演。今回、キャラクターをどうやって大ホールのステージに召喚するんだ問題を、先生が体を張って検証してくれました。私の予想では、例のDMM VRシアター方式でやるしかないと思っていたので、あの特殊スクリーンをパシフィコに持ってくるのかどうするのか、その辺のカラクリが気になっていたのですが、、、

結局よくわかりませんでした。

だけど、金さえあればいくらでも設置は可能なので、私が知りたいのはそれだけではなく、例えばそのようなスクリーンに映し出された立体的なキャラクターの映像でライブをすることが、5000人というキャパに耐えられるのかどうなのか?とか、そういうところも気になるっているわけです。ちなみにその問題に対する答えは出せたと思います。答えは、耐えられます!!

大いに盛り上がれました。しかし、何より先生のキャラクター性が既に2次元を超えているので、感覚としては2次元→3次元というより、3次元→次元を超えた何かという感覚です。(!???)

ライブの進行は、青学のみんなが1人ずつ先生と共演しながらキャラソンを歌う形式。バトンタッチするように他校の生徒も次々に登場して先生と一緒にキャラソンを歌うのだけど、白石蔵之介が出てきた時は私のテンション爆上げでした。先生のお歌を聴きに来ることが目的ではあったのですが、こんなところでお目にかかれるなんて!

白石くんの曲はキャラソンといっていいのかわかんないくらいおしゃれサウンドだし、曲自体のクオリティもちゃんとしていて名曲揃い、今新曲として発表しても売れると思うしね。テニプリキャラソン界の米津玄師みたいなもんです。ライブで曲を聴けただけで大満足です、先生ありがとう!!という感じだったのですが、重要な人物を忘れていた。

跡部景吾であります。

氷のエンペラーが2人?!跡部×跡部×2.5次元×2次元~そして許斐先生~

さて…白石くんのステージで大満足後、脳がじ~~んとして、もう大体のことは終わっただろうと放心していたところ、すっかり忘れていたベー様の登場です!ごめんなさい本当に忘れていました!!しかし、忘れていたからこそ、このあと起こるサプライズに度肝を抜かされることになるのでした。

聴こえてきたイントロは、聴いたことのあるものだったけど、会場のどよめきと混ざり合って、何が起こった?!と、私はついて行くのに精一杯。なんと、ベー様が、テニミュの「氷のエンペラー」をカバーしたのです!今まで一度たりとも実現していない、もちろん披露もしていない、また、音源化もされていないスペシャルコラボレーションであります。ベー様にも白石くん同様、名曲名盤が存在していて、聴きたい曲はいっぱいありましたが、まさかの選曲に会場のファンたちは発狂ぎみ。あっという間にスペシャルタイムは終了、はぁーすごかったねみたいな空気が漂う中、次の曲のイントロが始まります。なんと次の曲は跡部景吾デビュー曲「CROSS WHIT YOU」。やったー!デビュー曲だぁー!!この辺まではまだ平和でした。次の瞬間、会場が「蝕」と化します。なんと、あの加藤和樹が登場し今度はベー様のデビュー曲をカバーしはじめたのです!!加藤和樹とは、テニミュ初代跡部景吾役のイケメソ俳優。私は今回初めてお目にかかりました。活字にするとものすごく冷静ですがあまりにも衝撃的な展開で、ベー様たちのくだりは半分くらいしか記憶が無いのでつらつら書けるのはこの辺までです。

それにしても初代跡部景吾役加藤和樹、、、こんなところで出会えるとは。

テニミュが始まった当初から行っていたクチなのですが、あの頃はまだ2.5次元舞台の免疫が世の中的にも無くて、テニミュに行くような人って…うわ…みたいな風潮がありました。(ただの被害妄想かもしれませんがw)しかし、いざ体感してみると、絶妙なクオリティ()と「この中から未来のスターがいるんだろうな」というオーラや気迫を感じられて、個人的には楽しい記憶しかありません!今も現役で2.5次元系の舞台俳優として活躍している方もいるし、超絶がつくほどの人気声優になった人もちらほらいるし、割とすごい世界が広がっていたはいたのです。それなのに、チケットはいつも余っていて、余ってるから行きたい時にフラッと行けたり、2階席が埋まってなくて我々だけ…みたいな時もありました。ご存知の通り中毒性のあるコンテンツなのでかなり通いつめましたが、そうこうしていると、世代交代が始まり、他校もどんどん参加し始めて、客席が埋まるようになりました。そのおかげもあってかキャストも徐々にイケメンが集まるようになり、とうとう待ちに待った「氷帝学園」が参戦するところまで到達したのです!そこで問題なのは、跡部というものすごいキャラクターを誰が2.5次元舞台で演じるのか??

私の記憶が間違いでなければ、確かジャンプで発表だったように思います。

跡部景吾役 加藤和樹

まず感じたのは「この世に跡部を演じられる生身の人間、存在したんだ!!」ということ。顔だちから漂うドS臭…これはエライことになるぞ…そう予感しました。が、それは悪い方で的中してしまいます。

競争率が激し過ぎて、チケットが取れない。

ベー様半端ないって!!!(号泣)

今までのゆるゆるテニミュ鑑賞はなんだったのか?恐るべき氷帝学園の破壊力。私は華麗にイ゛ーーーッ!と輪から弾き飛ばされました。

私のテニミュ人生はここで終了です。

意地でも氷帝学園編…加藤和樹の跡部を観に行くべきだったと、今となっては若干後悔はしていて、でもなんか、争奪戦に勝てる気がしなくて、結局諦めてしまったんですよね…。跡部景吾への思い入れはそれほどだった、ということなのですが、話を先生のライブに戻しますと、そんな和樹オンステージを観られて、先生は長年囚われ続けた怨念すらを浄化してくれて、本当にすごいと思いました。先生は霊能者か?

先生と和樹のフリートークでは、和樹がちゃんと先生をリスペクトしているのが伝わってきて、礼儀正しくて、先生のおかげで今の自分がありますみたいな感じで、時々たしけがマフィアのボスのように見える時もありつつ、ものすごく熱いこぼれ話もきけました。

和樹「今だから言えますけど、跡部のオーディションを受けたとき、実は先生に手紙を書いて送ってるんです。俺を選んでください!俺しか跡部は出来ない!って。絶対演じたかったから。」

先生「そうなんだってね、僕も今だから言えるけど、その手紙その時は読めてなかったんだよね~。でも、選ばれて良かったね?」

先生の塩対応がマジ面白すぎるんですが、私の中の跡部はジャンプの1ページに載ってた和樹から今の和樹に一気に時計の針が動いている状態なので、全部の感情が押し寄せて泣きそうになりました。

だって、もう加藤和樹の跡部には一生会えないと思ってたから…

先生、我々をこの場に召喚してくれてありがとう!!

そしてトランス状態へ

先生の面白トークと優しい歌声に包まれること数時間、跡部も登場し、さすがにもうこれ以上は盛り上がる要素はないだろうと思っていたら、予告なしにテニプリのちみキャラたちが大量にスクリーンに出てきて、先生もスッとステージから居なくなり、たしけちみキャラバージョンとしてぴょこっと出現しました。先生が画面に溶け込むという突然の謎演出!この曲はファンたちにはお馴染みなのか、みんなノリノリ。単調で面白い曲と共に繰り返し繰り返し、ラップのような歌詞でリズムを刻みます。最初はそれが新鮮で面白かったのだけど、だんだんクドくなってきて(笑)「まだ終わらないの?」という感じになってしまいました。全く終わる気配がないのです。本当に終わらないから頭がぼーっとしてきて…

気づいたらめちゃくちゃ楽しくなってて、誰もいないステージに向かって狂ったようにペンラを振っていました。

まさか「無コノミ、無たしけ」でこんなにハッスルできてしまうとは…

誰もいないステージに向かってペンラを降り続けると、頭が狂うことが分かりました。

先生再登場と、お礼の言葉

たしかアンコールの時でした。割と豪華なステージだったので、大好きな銀テは確実に噴射するだろうなと思っていました。しかしながら私は一階後方の席、2階席の屋根があるせいで、おそらく届かない…。諦めていたところ、衝撃的なものが!巨大なテニスボール🎾型バルーンが上から降ってきたのです!!すっ…すげぇ~~!これなら取れるかも?!…だけど、前の方に全部落ちててこっち来ね~~!!ガッカリしていると、さらなる奇跡が…!

前の方たちが、後方に向かってがんがんバルーンを投げてくれたのです。

そして、なんとかなり後方の私のところにまでバルーンが大量に来ました!何という連携プレーだ、すごすぎるーーー!!

先生はこんなハッピーな状況になることを予想していなかったようで

「みんな優しいね、後ろの子にもバルーンが届くように投げてくれたこと、一生忘れないよ、ありがとう」

台本()にないお礼の言葉を目頭を熱くしながら伝えてくれました。

お礼を言いたいのはいつも私たちの方です。とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

先生、これからもどうかお元気で、190歳まで漫画を描き続けてくださいね!!

補足:歌った曲や細かい様子などはもはやレポートをかけるほどの記憶がないので、よく書けているなと思ったライターさんのレポのURL貼っておきます。

【ライブレポート】許斐剛、2ndライブで次元を超える!アニメ跡部がテニミュ曲カバーも – コミックナタリー

https://natalie.mu/comic/news/286022

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