【絵と思い出とエッセイ】わたしと同じような中学生だった方募集-『好き』について-
👗中学生のころ、中性的で華奢な男性にキャミソールを着せる絵を描くのが自分の中で爆流行していた。
しかも決まって赤いキャミソール。
その頃をふと思い出して今の絵柄で描いてみたけど、今思い返してもなんてマニアックな中学生なんだ。
中学生の頃と言えば、スーパーコミックシティとかの同人イベントで無料配布されている印刷屋さんのパンフレットを必ずもらってきて、家で眺めるのが大好きだった。
「ほう…50部、本文上質紙28ページ、表紙フルカラー特色ピンクPPマットがこのお値段で…」
と1人眺めてはニヤニヤしていた。
そのパンフレットもそれぞれ印刷屋さんの個性が出ていて大好きだった。
コアすぎる。
🔥あと、世代でないのに『炎の闘球児ドッジ弾平』にどハマりし、読みたくても新書がないので地元中の古本屋を自転車で駆け巡って全巻集めて大満足していた。
おい、13歳のあたい。そのパワーはどこから来てるの。
今、わたしは自転車で市内を絶対駆け巡れない。
ちなみに弾平は武田兄弟が大大大好きでした。ご存知の方はおわかりかと思うけど、このキャラが好きなのも相当マニアックだ。
今も自分の兄弟萌えに影響を与えている2人だけど、『ドッジ弾子』には出てくるのかなぁ…。
今一番の心配事です。
🫙「ま、自分の『好き』に忠実なのはいいことだよ^^そのまま貫いてね^^」と中学生の自分の肩を叩いてあげたい。
…けど、そんなことをしなくてもその頃から自分の欲望には抗わない人間だったのも思い出した。
あれから幾星霜の時が流れているけど、今でも好きだと感じたものはすぐ買ってしまうし、それらをお部屋に飾って眺めては自分の心の中の大切な小瓶の中身が満たされる気がする。
※ちなみに瓶も大好きで集めてしまう。
実際、多分周りとは違った好きを持った中学生だったけど、『こんな中学生だったからこそ』、楽しかった。
他人の目が気にならず、自分の中で完結しているから。
『好きな気持ち』はなにもかもの原動力だし、わたしは『自分の好き』に忠実な人も好きだ。好きなものを素直に好きって言えるって、清々しいもん。
わたしは、誰かが、わたしがびっくりするような『好き』を告白しても「どうしてそれが好きなの?」と訊きたい。
意外な『好き』に気づいて、自分もそれを見る目が変わって好きになるかも。
好きは連鎖する。
誰もが好きって言わなくても、自分が好きなら良いのだ。
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