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石は下を見て、船は上を見る

私は「ロードオブザリング」シリーズが大好きなのですが
最近、そのシリーズのドラマ「力の指輪」が始まりましたね。

映画の舞台より、昔の時代の話です。

物語の感想はおいといて、
今日お話ししたいのは第1話のあるシーン。

若いガラドリエル様が、紙で作った船を川に放すと
友達が船に石をぶつけて沈めてしまったというシーンのあと、
お兄様がガラドリエルにこう話しています。

知ってるか?
なぜ船は浮かび、石は沈むか。
それは石が下ばかり見てるからだ。
水中の闇は果てしなくて抗いがたい。
船も闇の力を感じ、引き込まれまいと
逆らうのに必死だが、船は極意を知ってる。
石のように下を向かず、上を見てるんだ。
導いてくれる光を。


なるほどー。
これって波動の話と似てますね。

下ばかり向いてたら気分が重くなる。
すると、重い波動の出来事を引き寄せるので
悲しい、苦しい、嫌な現実を作り
ますます重い波動を発することになります。

軽い波動を放出していれば、
軽い波動の出来事を引き寄せるので
楽しい、嬉しい、愛が多い現実を作り
ますます軽い波動を発することになります。

すると極端な話、重い波動の人(モノ)と
軽い波動の人(モノ)は、
現実世界でも交わることがなくなってきます。
つまり二極化していきます。

軽い波動より重い波動のほうが
引っ張る力が強いです。
なので、私達は軽くなったり重くなったりして
生きています。(笑)

そして、今の社会では、
波動が重くなるような情報が
大量に流れているので、
意識して上を向くようにしないと
いつの間にか重いほうに引きずられてしまいます。

ちなみに、
重いのが悪くて、軽いのが良い、
という意味ではありません。

でも私は軽いほうが好みなので
ここでは重い方に引っ張られないような話を
したいと思います。

自分がいまどういう波動なのかを確認するには
いまどんな気分でいるかな?と自分を観察します。

気分がよければ軽いし、
気分が悪ければ重いです。

例えば、エイブラハムの本によると
感情には22の段階があり、
良い気分(軽い波動)とは1~7までだそうです。

1. 喜び/叡智/溢れる活力/自由/愛/感謝
2. 情熱
3. 興奮/没頭/幸福感
4. ポジティブな期待/信念
5. 楽観
6. 希望
7. 満足
8. 退屈
9. 悲観
10. フラストレーション/イライラ/我慢
11. 圧迫感
12. 落胆
13. 疑念
14. 心配
15. 自責
16. 挫折感
17. 怒り
18. 復讐心
19. 憎しみ/激怒
20. 嫉妬
21. 不安(身の危険)/罪の意識/無価値
22. 恐怖/悲嘆/憂鬱/絶望/無能

最近は不安・恐怖を煽るようなニュースが多いので
本当に意識的に気をつけたほうが良いと思います。

さて、お兄様の話を聞いていたガラドリエル様、

でも光の反射で水面が
空と同じくらいまばゆい時は?
上と下の区別がつかない時には
どの光に従えばいい?

と質問します。

その問いに、お兄様はこう答えたようです。

分らないときもある、
闇に触れるまで。

うーん、深い~。

たしかに、
悪い気分を味わったことがない場合は
良い気分の時に心がいかに心を軽くするか
わからないですね。

また、気分が悪い!と認知して初めて
気分が良くなりたいと思います。
気が済むまで悪い気分を味わったら、
この気分、どうしたら良くなる?と切り替えて
浮上していくキッカケにすればよいですね。

さて、

力の指輪の第1話を見ながら
そんなことを考えていたら
ストーリーが頭に入ってこなかったので
もう一度見直します。
ではまた!

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