本番前後の食事情。
コンサート前、約1週間は、食事の量が少し減る。
緊張感もそうだが特に、声の状態や、身体のコンディションについて常に気になり、(風邪ひかないように!喉痛めないように!と)神経が敏感になっていくようで、そうすると、お腹や胃に来やすい。こればかりは、何回舞台を経験してもあまり変わらない。私、以外とデリケートなのである(!)
歌は、食べておかないと身体が持たないのでは?と心配されることもあるし、昔はそう思って食べていたけど、今は私の場合は「空腹過ぎない程度であればよい」という感じ。満腹感感じたら、きちんと食べてしまおうとせず、残して次お腹すいた時用に回す。せっかく用意したんだし食べてしまおう、とかすると、テキメンにお腹や胃が痛くなるのだ。
とはいえ、一日一回はどこかですごくお腹が空くので、その際は一食は普通に食べている。当日の朝は、出る前に味噌汁やスープ少しと、おかずとご飯を二口ほど食べ、ビスケットや何か甘いお菓子やパン、ゼリー、おにぎり一口分などを持って現場に入り、その頃にはまた少し空腹なので、持ってきたお菓子かおにぎりを二口くらいたべ、(日によりひとつ食べられることもある!)リハ。
リハを終えて、本番前、お昼過ぎにお腹がまた少し空いてくる。そしたら、お弁当をいただいていたらその中から、ご飯少しと、消化の良さそうなものを一欠片くらい食べる。(お弁当は持って帰るか終わってから食べる)
で、本番後は急激にお腹が空き、とくに、本番前あまり食べたいと思わなかったお肉(とくにステーキ!)や甘いものが無性に食べたくなるので「今は身体がそれを欲している!」と理解して、ボリューミーな食事をしている。
いつもこんな感じ。今後、身体の変化とともに、また変わるかもしれないが。そんなこんなで、一昨日の夜から2日間でたべたもの。ステーキ、ハンバーグ、トンカツ。ボリューミー。
ご飯の量も、本番前の3倍くらいは食べる、清々しい食べっぷり。スイーツもしっかり.。多分、体重2キロくらいは増えてるんじゃないかしら。
明日あたりには食欲も少し落ち着くだろう。そしてまた次の「本番前」になり、少し食が細くなり。。本番と本番の間が短いとまた少し変わるのだけれど。他のプロの歌い手さんはどうなのか興味ある。きっとそれぞれ違うのではと思う。
歌い手は身体の管理に特に神経を使う。昔はやみくもに一般的に健康的とされる食事のとりかたやあれこれやっていたけれど、個性があるのと同じで、身体に必要なことは、それぞれ、また日により、少しずつ違う。
自分の身体のリズムや、欲するものを知り、変わっていけばそれを受け入れ、それに従うことなのかなと今は思う。これって、歌い手に限らず大切なことだと思う。
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