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失敗も、成功も、その時で「終わり」

私はよく失敗をします。

失敗が続くと、その場所で自分らしく過ごすことができなくなり、言いたいことも言いにくく、最後にはその場に行くことも嫌になっていきます。
「周りから、どうせ白い目で見られているんだろうな」
という想像がどんどんふくらんでいくのです。

よく失敗をする子どもはどうでしょうか?

毎日宿題を忘れてくる子。日々しかられて、見た目にはわからないかもしれませんが、実は内心、ちょっと嫌になっている日もあるかもしれません。
「また先生に怒られるんだろうな」
という気持ちで子どもが登校してくるのは、私たちも悲しいことです。

私ごとですが、職員室NEXTという場でよく失敗をします。なおかつ失敗が続くので、代表からご指導をいただきます。いつもの悪いくせが出て、
「周りから、どうせ白い目で見られているんだろうな」
となりました。しかし、その次の機会には、新鮮な驚きがあったのです。
「めっちゃいいですね!最高です。」
と、代表は全く前と違った態度でほめてくれました。
私にとって、この一言は大きかったのです。
私が気づいたのは、代表にとって「評価はその都度、その都度」ということなのです。この前失敗していても、次には新しい目で見てくれます。このおかげで、私は非常に救われた気持ちになりました。

失敗の反対に、「成功もその都度、その都度」です。
代表は、大きなイベントをやり終えた次の瞬間、ふっと一息つく間もなく、次の大きなイベントの話を始めました。ちょっとは余韻に浸ればいいのに!ふっと息をつけばいいのに!と思いましたが、成功も一瞬で終わりです。彼にとって、次の大きな挑戦が始まるのです。

成功も、失敗も、その時で「終わる」

このことが、自分が成長し、人を成長させるために、非常に重要なことなのだと感じました。

                         三浦健太朗

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