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お金をかけるとお金がたまる

今日は「お金をかけるとお金がたまる」というテーマでお話したいと思います。

日本の「迷わず貯金文化」や最近主流の「無駄削りインデックス投資」とは一線を画すものですが、私の生き方に根を張る考え方であり、結果も出ているので共有してみようと思いました。同じような考えの人がいたらうれしいですし、ちがう考え方だとしても、正反対の思想を知ることでご自身の視野を広げていただきたいと思っています。

お金を大切に考える人に、ぜひ読んでほしい内容です。

1.お金が稼げるしくみ

お金に執着せず、有り金は湯水のように使ってしまう。私はそんな人間でした。人間の口はここまで開くのかというくらい、妻の口を大きく開けさせたこともあります。お金を稼ごうと思ったこともないですし、稼ぐつもりならそもそも教員はしていないと思います。でも、語ることや学ぶことはずっと好きで、仲間と語りながら学びつづけていたら「いつの間にか稼げる」ようになっていました。今の「稼ぐ力」をざっと整理してみます。

[稼ぐ力]
※サロン内に詳細記載
(2021.12.11現在)

昔から、お金を稼ぐために努力してきたことも、何かを成し遂げたいと強く念じるタイプでもありませんでした。そんな私が稼ぐ力を身に付け、今では起業への挑戦権を得ているのは「学んできたから」に他なりません。この世は学んだ人にお金が入るようになっているのです。

しかし、同じ時間を勉強してもテスト結果には差が表れるように、学ぶといっても「どう学ぶか」が大切です。学び方には2種類あります。お金をかけずに学ぶ方法と、お金をかけて学ぶ方法です。多くの人が「無料」を選択しがちなのですが、実は、お金をかけて学ぶとお金が稼げるようになるのです。この原則に気が付いたのはここ2年くらいのことでした。

2.お金をかけるとお金がたまる

「有料の学び」が優れている理由は、お金を払うことでアウトプットがもれなく付いてくるからです。家だと運動できない人がジムにいくと身体を動かすように、お金を払ったという事実が私たちを学びに向かわせるのです。お金を払うよさは「体系化された情報やプログラムを得られる」という学びの質と、「半強制的に学ぶ環境が与えられる」という場の恩恵があります。私が学びにかけたお金をざっと整理してみます。

[かけたお金]
※サロン内に詳細記載

学びに対しては迷わず銭を投下します。例えば、日経ビジネスは年間8万円を6年以上購読して、かかった金額は50万円です。もったいない、海外旅行にいけるやん!と思われるかもしれません。しかし、50万円かけた学びが数百万円になって返ってくるとしたら?

3.体系化された情報をキャッチせよ

私は(株テクをほぼ勉強せずに)株式投資で数百万円を稼いでいるのですが、それが可能になった要因の一つが日経ビジネスです。日経ビジネスのよさを簡単に言うと「Why?and I Think…」があることです。例えば、「クボタが農業機械を自動化する背景と、これからのクボタがめざす地上のGAFA」というように、事実の背景と、事実に対する解釈を知ることができます。体系化された情報をキャッチしつづけると社会情勢に対して自分の意見をもつことができるのです。

おもしろいもので、学びが沸点をこえると次は「人に伝えたくなる」のです。日経ビジネスを4年読みつづけたタイミングで、私は、「朝の会で子どもにプレゼン」するという活動をはじめました。やろうと決めたわけじゃありません。やかんからお湯がふきこぼれるように、沸点をこえた学びは自然と誰かに伝えたくなるのです。

4.半強制の「先生効果」でやる気と能力アップ

さらに、有料の学びには「先生」がいることが多いです。オンライン英会話しかり、ジムしかり。先生がいるよさは「自分の能力以上にできてしまう」ことです。昨日もジムのスタジオで運動してきたのですが、自分ひとりの場合と比べて「やる気も能力も800%」くらい上がりました。半強制というと怖いイメージがあるかもしれませんが、私たちは一人では何もできない弱い生き物です。先生や仲間ができるというのも、有料の大きなメリットになります。

いいえ、無料で学ぶことだってできると思われるかもしれません。TwitterやYoutubeでいいじゃん。NewsPicksでいいじゃんと。でもそれはたぶん、不可能です。なぜなら、私たちは無料で学べたことなど一度もないからです。

5.莫大なお金をかけて学んできた私たち

幼児教育から大学まで、私たちは高いお金をかけて教育を受けてきました。一人の子どもが成人するまでにかかった教育費は、どんなに安く見積もっても1000万円。多い人は2~3000万円です。ふぅーんと流さず、自分事に落とし込んでみましょう。20歳で1000万円というのは1年間で50万円、1週間に1万円を学びにかけてきた計算になります。かなりの金額ですよね。

多くの人が知らない事実ですが、私たちは「1週間に1万円以上の学びを、20年間享受しつづけてできあがった人間」なのです。ここがすごく大切です。親のお金や税金によって学ばせてもらったことで今の私たちがあります。それが、社会人になった途端、学びをやめてしまうことが日本の成長を妨げていると私は考えています。大人になった私たちは、週に1万円を学びに投資できているでしょうか?

[参考記事:教育費]
https://life.mattoco.jp/post/2018091902.html

6.学べないあなたに

学びが大切なことは分かりました。それでも、私は学べないダメな人間なんです。そもそも週に1万円を学びにかけていたら月に4万円、お小遣いが3万円しかないのでその時点でゲームオーバー、ゆでがえる継続です。そんなあなたに朗報です。なぜなら、私も結婚当初はお小遣いが3万円で同じような悩みをもっていたからです。そんな自分を変えるはじめの一歩があります。

【家計を自分で管理する】

家計を奥さんに任せていてはいけません。鳥かごに入れられた鳥が飛び方を忘れてしまうように、家計を握られた男は稼ぎ方を忘れてしまいます。優れた経営者は会社の財務を事細かくチェックするそうです。お金の流れを読めるようになることから、まずははじめましょう。これだけと思われるかもしれませんが、たったこれだけで人生変わります。奥さんを説得するのも有料の学びだと思って、ね?

7.まとめ

お金稼ぎはわるいことという教育を受け、私たちはお金の話を(建前上は)嫌がるようになってしまいました。しかし、稼ぐ力は「ありがとう」を生み出す力でもあります。世の中にハッピーを届けた分が対価として自分に入ってくるのです。また、これからの日本は若い世代一人で高齢者一人をおんぶする時代だと言われます。そんな時代に大切なのは一人ひとりの稼ぐ力ではないでしょうか。私は、学校教育でも「お金を稼ぐ資質能力」を育てるべきだと考えています。

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