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職員室はいろいろな先生がいたほうがよいと思います
例えば、廊下を走っていたら、
「コラ、廊下は走るな!!」
と、怒る先生がいるし、
「元気がよすぎるね」
と笑顔で声をかけるだけの先生がいてほしいと思います
熱血先生がいれば、優しいお母さん先生もいる職員室がよい
それは、子どもたち、一人一人が違うからだと思っています
ある子は、積極的に声をかけてくれる先生が好きでしょうし
またある子は、物静かな先生に声をかけたいかもしれません
怒られないとわからない子もいれば、
何も言われたくない子もいます

生き物には、それぞれ好きな植物があります
アゲハチョウの幼虫は、ミカンの葉が大好き
ぴりっとした刺激がすきなのでしょうか
コゲラという小さなキツツキは、枯れ木にしか巣を作らないそうです
ちょっと年を取って、うまく力が抜けている先生って、やっぱり魅力的
クワガタムシやカブトムシが好きなクヌギとコナラは曲がった木です
真っすぐに伸びる木だけでは、人気者は育たないんですね
だからこそ、それぞれの先生にしか見えない子供の良さを
先生同士がたくさん教え合うことが大切だと思います
悪いこともよいことも、先生によって見る基準が違いますよね
私はたまに、他の先生から自分のクラスの子がどんな悪いことをしていたか報告を受けることがあります
もちろん、迷惑をかけたからには、あやまります
「でも、それって本当にそんなに悪いこと?」
と思うこともしばしばです
反対に、クラスの子どものいいことを聞いた時には、
「子どもの良さって、そんな見方もあったのか!!」
と、うれしい発見になります。

それぞれの先生が、それぞれ自然体でいられる学校
そして、それぞれの見方で、子供を育てることが自然体である学校
そんな雑木林のような学校がいいですね

                    三浦健太朗

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