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世界を見るメガネはみんな違う

 パラレルワーカー占い師の穂積歩夜です。

 最近、チャット占いChapliにて、2024年のリピート率ランキングに滑り込みました。(9位!)

 3月で、占い師活動を始めて丸4年。
 4月で、トラウマケアの支援活動を始めて丸1年。
 この4年間で、5000件くらいのご相談を聞いてきました。

 そんな中で日々思うのは、みんな、いろんなメガネで世界を見ているということです。

 たとえば、日曜日の昼下がり、公園で子どもたちが遊んでいるところに、Aさん、Bさん、Cさんの3人が通りかかったとしましょう。

 Aさんは、微笑ましいなぁ、と思って、にっこりしました。

 Bさんは、うるさい、とイライラして、顔をしかめました。

 Cさんは、何だか悲しくなって、俯きました。

 この受け止め方の違いがどうして生まれてくるのか、3人の経験に目を向けてみます。

 Aさんは、周りの方に愛され、幸せな子ども時代を送っていました。そのため、子どもたちを見ると、その時の優しい記憶が蘇ってきて、微笑ましいと感じます。

 Bさんは、いつも不機嫌な両親の元で、怒鳴られながら育ちました。それなので、騒いでも注意されない子どもたちを見ていると、そうでなかった自分の過去を思い出して、その差にイライラしてしまいます。

 Cさんは、最近、幼い自分の子どもを亡くしてしまいました。それなので、子どもたちの笑い声を聞いていると、亡くなった子どものことを想って悲しくなってしまいます。

 同じ場面を目にしても、それぞれの経験から見え方が違います。いわば、かけているメガネの色や度数が違うようなもの。

 占いの場でも、トラウマケアの場でも、ご相談者様がどんなメガネをかけてストーリーを見ているのか分析することは大事です。

 そして、相談を聞く自分自身が、どんなメガネをかけているのか把握しておくこともすごく大事!!!

 どんなに知識があろうと、自我がある限り、他人のことを他人の立場で100%理解するなんてできないのが大前提。
 でも、この考え方を持っていれば、自分の価値観を押し付ける可能性は減っていきます。

 占術やカウンセリング手法など、サービスや支援を提供する中で必要なスキルもありますが、目の前にいる人を置き去りにしないことは、それよりも大事なのかもしれません。

 これからもコツコツといろいろな方のストーリーを聞く経験&自己分析を重ねていきます。

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穂積歩夜(ほよ)
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