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6月19日/ひとはみな奇跡を起こす能力を持っている

"人は地上に生を享けてから3年の間に
人が人となるためのさまざまな能力を身につけます。

第一年目に歩くことを学び、
第二年目に話すことを身につけ、
第三年目には考えることの目覚めを経験するのです。

人は何もできない子供として生まれますが、
歩き、話し、考える能力を習得してはじめて、
自分自身を認識し、自由に動き回り、
話す能力のおかげで自分を取り巻く世界のなかで
仲間たちと意識的に意思の疎通がはかれるようになります。

この三つの能力のセットを奇蹟と呼んでも
過言ではありません。

なぜならこの三つのものは本能を越えたものであり、
適用以上のものであり、
遺伝的能力の展開以上のものだからです。"

<<子供が三つになるまで>>
カール・ケーニッヒ


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