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今日の一歩を励ますシュタイナー365

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夢や目標が10倍かなう。 日々の行動を励まし、流れを変える気づきを シュタイナーの言葉から 毎日お届けします。
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2023年10月の記事一覧

10月31日/相手により同じ内容のはなしでも違うように聞こえるのは自我感覚があるから

"さあ最後の感覚、自我感覚を取り上げましょう。 この感覚は、自分自身を個我を備えた存在で…

10月30日/自分の生命感覚を使用しない時、他の人の思考に耳を傾けることができる

"思考を感知する感覚は、生命感覚を用いるのではなく、 消し去ることによってこそ、働くことが…

10月29日/言語を認識してもその概念を理解するには別の感覚が必要

"さあ、次の感覚、思考感覚へ進みましょう。 ルドルフ・シュタイナーは思考感覚について、 言…

10月28日/音楽とは違う創造性が言語にはある

"言語の形成史をたどれば、そこにはつねに、 言語を創造的に改革した人物が見いだされるはずで…

10月27日/知らない国のものでも言語と音楽を聴き分けられるのが言語感覚

"言語感覚は、私たちがある言葉を聴くこと、 誰かがある言語を話しているのに気づくことを意味…

10月26日/耳に入り込むのは振動だが、わたしたちは音を聞いている

"身体の中に入り込むもののなかでも、 耳の中に中へ入り込む音の振動ほど 物理的なものはあり…

10月25日/地上的なものとの関係がたち切れた時、音は美しく響く

"さて今日のテーマは聴覚ですが、皆さんのなかには、 聴覚もまた魂の感覚に属しているのではないかと お思いの方もおいででしょう。 しかし聴覚は、私たちをまったく別の世界に連れていきます。 ・ ・ ・ 何らかのものに音を出させるには どういうことが必要になるでしょうか? 湿っている粘土の塊を叩いても音は響きません。 叩かれるものが硬くなければ音は響きません。 しかし硬さだけが音の響きの前提条件でしょうか? 岩石の中に顔を出している硬い鉱石を叩いてみてください。 その音

10月24日/熱感覚は世界との出会い

"熱感覚の中で、私たちはいったい何をするのでしょうか? 私たちの魂は世界との出会いを求め…

10月23日/冷たさは魂を縮こませ、暖かさは魂を鼓舞する

"さて今度は熱感覚あるいは温度感覚です。 ・ ・ ・ 私たちが温度を感じるためには、 私たちと…

10月22日/色彩が環状に移り変わり元の色に戻る不思議

"皆さんはきっとゲーテの色彩環を ご覧になったことがあるでしょう。 色を環状に並べるのが可…

10月21日/目を通して光が脳に届くとき、色が生まれる

"さあ、まったく様相を異にする他の感覚へ移りましょう。 視覚です。 ・ ・ ・ 目においては…

10月20日/思考はなにかを引き立てるために活用する

"さて、料理に塩を加える場合には、 料理の味を引き出す程度にしなければなりません。 塩自体…

10月19日/鼻は閉じることができないが、なにかを味わうために口は開けなければならな…

"さあ、次は味覚です。 私たちはここで、嗅覚とは全く異なる 感覚と関わる事になります。 私…

10月18日/私たちの嗅覚は善悪も芸術の純粋さもかぎ分けることができる

"私たちは、私たちの嗅覚に本当に感謝しなければなりません。 なぜなら、私たちは嗅覚のおかげで、 地球上の二物の価値を感じ取ることができるのだからです。 すでに小さな子供のときから、どうすれば不快になり、 どうすれば快適になるかを学んでいかなければ、 私たちは後の生活の中で道徳的な質を 経験することはできないでしょう。 私たちはしばしば、とても大切な事物を、 いわゆる「がらくた」の中からさえ 見つけ出すことができるのです。 ・ ・ ・ しかし、嗅覚が本能や衝動といかに強く