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ファイトバック【コトバビタミン】第67回

年始に時間が取れたので、加藤諦三氏の著書「パワハラ依存症」をやっと読み終えた。

この書籍の中では、主にパワハラ気質の人間についての分析がなされており、パワハラを受けても対抗できない人への言葉が多く書かれている。

共感できる点も多く、新たな学びになった。


そこで、私の考えるパワハラ解消への一つの行動について書いてみる。


受けているパワハラについて人に相談したときに

・我慢して過ごす
・他のことに気持ちを注いで過ごす
・時間が経てば忘れる
・時間が経てば傷が和らぐ

というアドバイスを受けることがあるが、このスタンスで心が解決を迎えることはほぼないだろう。


やはりパワハラされた心の傷を癒すには、

ファイトバック=反撃

がキーワードである。

相談相手には、反撃の手段をくれる人を探すとよい。またパワハラ者についての情報を集めると、反撃の足がかりとなるのもを得られる可能性がある。
なぜならパワハラ者はその気質であるがゆえに、過去に失敗を犯してきている。


ある程度の情報を得た段階で効果のありそうなルートから突いていくと、その態度に変化が見られる可能性がある。
パワハラ者は上に良い顔をしたいので、悪い情報を上にあげられることを最も恐れているからである。

もし、パワハラ者が報復するような行動に出てきたときには、それこそチャンスである。その言動を録音、録画するなどして記録しておくことが更なる反撃のための材料になる。

という訳でパワハラ者は結構脇が甘いことが多いので、反撃できるポイントを仲間と共に探すのである。


会社の対応によって、その会社を見極める判断基準にもなるので、やはりファイトバック(=反撃)はやってみる価値があると考える。

コツを掴んでくると、そのうち反撃することが楽しくなってくるかもしれない。


まだ読んでいない加藤先生の本をまた探してみようと思う。

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