見出し画像

お人好し【コトバビタミン】第77回

私は時折「お人好し」と言われることがあります。そう言われる理由としては、

・突然かかってきた「新しいネット回線をつなげないか?」という勧誘電話の話を聞いていたところ、その後、気付いたら工事が完了されていたり。正式契約に至る前に奥さんが業者と話してお断りしていました。

・突然かかってきた「結婚指輪作りませんか?」の電話の話を聞いていたら、結婚の予定もないのにダイヤモンドのローンを組まされそうになっていたり。これは店舗が家の近くだったので、そこにダイヤモンドの写真まで見に行きましたw

・ライブハウスの近くを歩いていたら、某バンドが今からやるライブを見たい、という人が声をかけて来て、「大分から来たのに所持金が足りずライブを見れない(涙)」と言われ、その熱意を聞いて2,500円貸してあげたり。その後、特に連絡もなくお金は返って来ませんでしたwそう言えばこの人、声かけてきたときビール飲んでました。「ビールを買う金はあったのかよ」と後で気付くのでした(悔)。


これはもしや「お人好し」ではなくて、「騙されやすい」ってだけでしょうか?相手は騙しているつもりはないのかもしれないので、やっぱり信じやすい感じの「お人好し」ですかね?


しかしこの「とりあえず話を聞いてしまう」という気質も悪いことばかりではないのです。


例えば、

・ふらっと私の職場に訪ねて来た某大学の先生が、話を聞いていると面白そうだったので、そこにいた若者たちと話をする場を作ってみると、大学生より下の世代に講義をすることに興味を持ってくれて、その後講師で来てくださるようになり、「精神年齢高めで持て余していた若者たちが躍動し出す」という効果が出てきたり。その方はメディアや芸能、スポーツなどの業界の方たちとも繋がりがあり、若者たちに素敵な経験の場を与えてくれました。

・ある日、職場にかかって来た「怪しい電話(と伝えられた電話)」に代わって出て話してみると、病気などで長い期間入院をしていたり、なかなか学校には通えない子どもたちにオンラインでの学びの場を作ろうとしている方で、サイトを作ったりされていたので、なかなか見つからなかったプログラミングの先生をしていただくことができたり。実はすごい賞も取られていた方で、今も夢に向かって活動されています。


この気質のお陰で、足りなかったピースがうまく埋まって行くこともあったりしています。


意外に先入観なく話を聞いていくと、良い出会いもあったりするので、時間があるときはとりあえずお話しを聞いてみることも良いかもしれないですね。


今回は普通の自虐ネタでした。はい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?