ゆるせない人が、いるときは
わたしたちが、誰かや何かを
"ゆるせない" というとき、
わたしたちは、多かれ少なかれ、
わかってほしい
受けとめてほしい
自分のやるせない気持ちや状況を、
"わかってもらえないかなしみ"
みたいなものを、抱えてる。
で、この、"わかってほしい" が、
なかなか、くせものでね。
そこが、誰にも何にも
受けとめてもらえずに、
内側に、降り積もると、
自分でもちょっと超えにくい壁、
が、できちゃうのだよね。
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ゆるせない人がいるって、つらいよね。
なぜなら、どんどん自分の世界が
小さく狭く、なってしまうから。
ゆるせないと思えば思うほどに、
自分の受け皿が小さくなって、
ストライクゾーンが狭くなって、
自分が大切にしたいものを
大切にしたいと思うほどに、
その相手が、ゆるせなくなる。
でも、自分のかなしみが癒されないうちは、
どうやってゆるそうとしても
その相手が、ゆるせなかったりする。
我慢すればするほど、
その、かなしみの方が、
大きくなってしまったりするんだ。
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そんな時は、本当に、
かなしかったんだなぁ、
という自分自身を、
自分がちゃんとみてあげて、
受け容れてあげると同時に、
そこに、とらわれないでいる、こと。
そのバランスを取るのは、
なかなかむずかしいのだけど、
どうしようもないときほど、
そのかなしみをなんとかしよう、
とすることに執着するのではなくて、
そこから、少し離れてみて、
そして、
日々の中の小さな出来事に、
"ありがとう" と、
感謝できるものを探すこと。
ゆるせない状況を、
自分にうそついて、
無理にゆるそうとしない。
そこに感謝を探すのがしんどいときに、
無理にそこに感謝を探す必要はなくて、
自分が本当にうそなく、
ありがとうと思えることを、
日常の中から探すのがポイントだよ。
ごはんが美味しくて、ありがとう。
お花が綺麗で、ありがとう。
こどもたちが元気で、ありがとう。
それをしているうちに、
日常のすべてのことの
感じ方が変わってくる。
魔法が、起きてくる。
本当だよ。
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赦そうとしても、赦せない。
ゆるしは、起きてくるんだ。
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