2歳児に伝えるときも、自分軸がうまくいく②
2歳児に伝えるときも、自分軸がうまくいく①
*大文字だけを追っても大体わかるように書いてます。
2歳児頃にある、「イヤイヤ期」とよく言われる時期なんだけど、こどもを4人育ててみて、大学でもこども心理を学んで、そのうえで家庭支援をしてみて感じることは、
我慢ができない=イヤイヤになる。
ではないんじゃない?
ということ。
脳の発達において、「抑制する」力を司る前頭前野がまだ未発達だから、我慢ができない。
ということなんだけれど、、
じゃあ、それまでの赤ちゃんが我慢できてたのかっていうと、そうではない。
ここまではみんなよく知るところで、
「やりたい!」という自我ができてきたらこそ、「嫌!」が出てくる。
ってことなんだよね。
この時期はなんでも「イヤイヤ」になって、自分でもよくわかってないこともある。
なんて聞くこともあるけど、
実は、私はそう感じたことは一度もない。
どちらかというと、
自分の気持ちがうまく言葉にできない、表現できないから、一番覚えやすくて使いやすい「イヤ!」「NO!」をつかって、なんとか主張しようとしてる。
ように見える。
じゃあ、本当に「イヤ!」としか伝えられないのかっていうと、実はそんなことない。
自我が出てくるまでの「赤ちゃん」と同じように
親が、「あれしようね~。」「こうしようね~。」「こうしてあげるね~。」というお世話モードが、親には認識できないうちに次の段階に発達している子どもの、「イヤ!」を引き出してるんじゃないかなって思う。
本当は、子どもたちはこう言いたいのかもって思う。
「ママ、私もう大丈夫だよ!ずっとお世話しててくれてありがとう。ママが大事に育ててくれたから、自分でやりたい、自分でできる!っていう心が育ったんだ!見てみて!」
みたいな♪
大好きなママに見てほしい、見守ってほしい、やれるよ!ってわかってほしい。そりゃ、大人みたいにうまくいかない、初めてのことばかりだし。
お兄ちゃんおねえちゃんみたいにも行かない。まだ経験不足だし。
だけど、
伝えたい気持ちがより強く出てきて、
自分で挑戦して結果を楽しみたい気持ちも強くなった。
だから、
「大好きなママやパパがそれを一緒に喜んでくれたり、私の力を信じてくれると、とっても嬉しい。」
んじゃないかなって感じる。
この世界の環境に慣れる。=受け入れること中心
という時期は穏やかに終わりを告げて、
次は、
この世界で遊ぶ。影響する。ことに向かっていく♪
私にはそんな風に見えてる。
そんな時期の子どもには、「言うことを聞いてもらおう。」と我慢させても、前頭前野の発達は乏しいと言われていて、
子どもにとってなにかモチベーションがそこに沸いたり、納得できるものがあって、
自ら「やめる」「制御する」という経験をしていくことが、前頭前野を鍛える。と言われてる。
だから、ルールを決めて、子どもが納得して我慢できる経験を積み重ねるのをおすすめする専門家もいる。
ただ、もうひとつここでしっかりと認識しておいたほうがいいなって思うことがあって、
子どもはママを喜ばせたい!役に立ちたい!
ってこと。
もちろん、それよりも自分のやりたいが優先される時もあるから、性質とか、状況によるけれど、割と、大体通じる。
「ママは、こうなると嬉しいな。」
「ママは、これがとっても困っちゃうんだ…。」
「ママは、こういう風なことが、とっても悲しく感じるの。」
っていうと、だいたい、立ち止まる。
「やってあげる!」
「いいよ!やめるね!」
って、7割くらいは言ってくれるようになった。
これってつまり、
親は子どものなにひとつ制限も干渉もしてなくって、
「自分軸」で、自分はどうなのか。をただ伝えてるだけ。
もっと言えば、子どもが自分とは違う感情や意思を持っていても、否定しない、強要しない。
相手がどうするかは、信頼の中。
パートナーも、あれしてよ、これしてくれないのね、って言われちゃうと、萎えるし、俺ってなんなの?とか、価値観のズレとかでてきちゃうけど、
「彼は私を幸せにしたがっている♪」って
信頼したうえで「自分軸」で発言していれば、
彼は、
何をすれば目の前の人を幸せにできるのかが、とってもわかりやすい!
これ大事なんだなって学んだ!
子どもにも、男性にも。
それに、3割聞いてくれなかったとしても、「やってくれなかった」にはならないことも、「自分軸」
共依存がとっても多く、「誰かのために。」となりやすい現代では、「言われた」「やられた」「もらえない」が横行しやすい。
それは全部「他人軸」
小さい頃は、「~のために、やってあげたのに!」っていう気持ちじゃなくって、
自分が納得して、自分がやりたくて動いてる。
(我慢できないから)
これからの時代は、「我慢」を教えてるのではなくって、
自分が望むことのために、「制御する力」を自分のために持つ。
ことのほうが、ずっとずっとスムーズに可能性を広げて生きていけるんじゃないかなって思う。
だから、本当に心底願う!!
「イヤイヤ期」「魔の2歳児」って名前の逆アファメーション、やめてほしい。
もしかしたら…これから楽しい冒険に出る我が子は、、
親を「我慢」という呪縛から解き放って、「自分軸」の世界に導いてくれてるのかもしれない♪
のだもん♪
もったいない☆
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