病は悲しみと寂しさからもやってくる

低気圧のせいかな
どんよりと、ねむ～い状態がずーっと続いている

少し休もうと横になる
何も考えるつもりはない
なのに出てくる

ハナコの最期の苦しんでる声
口をあけての呼吸
異常に早いお腹の動き
白っぽい歯茎と舌

もう何もしてあげることはなく
撫でながら涙を流し、
ありがとうを繰り返す自分の姿

私はただシャキッとしない体を休めようと思っただけなのに

目を開けても消えない
あの日の光景

耳鳴りの向こうでハナコが苦しんでる

こればかりは消化できないのかな

あの時　もっとすればよかった
あの時　しなければよかった

いつものようなカラ元気すら顔をみせてくれない

先住犬ロイの時は、こうなる前に
ハナコが側にいてくれた

猫のヒナコが一生懸命かまってくれようとしてる
やたらと おしゃべりをしてくれる
ヒナコ　ありがとね、でもごめんね
ハナコの存在大きかった　大きすぎたね

頑張ってはみてるんだけど、
どうしても雨になると、ポキっと折れちゃう

今日で70日経っちゃった
色々なものを読んだり、聞いたりして
様々な言葉や文章に自分を置き換えて
必死に立っている

ハナコがくれたご縁から
少しづつ夢もみえてきた

だけど、急にガクッとなる
これは本当に突然やってくる
自分でコントロールはできないんだ

さすがに今日は処方していただいた薬を飲んで寝るね
　　　病は気から
本当にそうだね


悲しさと寂しさから　本当の病になる前に
まずは寝よう
夢でハナコに会いにいってこよう

なんとか今日も一日終わったよ　
今日も一日ありがとう

（今朝はこんないい天気だったのになぁ）