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舞台に通いすぎて全財産6円になったオタクいる?


A.ここにいます。

本日もお疲れ様です。
オタク歴19年のOL、にいやまです。

皆さんはオタクになる前の記憶ってありますか?
普通に生活していたら推しの沼に落ちてたとか、人に引きずり込まれたとか、なんやかんやで気付いたらこんな状態やったで!っていうどうしようもない状況の方もいると思いますが・・・。

私は記憶にある限りでは、小学生で「オタク」という部類の人間になったなと感じています。
インターネットがメキメキと生活の一部になったのがその辺りなのですが、それまで何して遊んでたかというと、もっぱらゲームです。

やってることそんなに変わってなかったや!
ということで今回は、今までを振り返りながらオタクの"""良さ"""を書いていこうと思います。


オタク活動振り返り

全財産1桁事件

2.5次元舞台に通い詰めているときが、一番限界オタクをしていたと思います。
舞台は生き物なので、日替わりでセリフや絡みも変わるから何回も通うのが生き甲斐でした。

オタ活と生活のためにバイトもしていましたが、専門学校の鬼山課題の量に押しつぶされ、週2ほどしか入っていませんでした。
舞台が決まった嬉しさでチケットを取りまくった結果、クレカの引き落としがされ、全財産6円になっていることに舞台のマチネとソワレの間のランチ中に気づきました。
※昼公演をマチネ、夜公演をソワレと呼びます。1日で昼と夜の2公演見るという感じです。

まあでも「明日からなんとかするしかないかなぁ〜」くらいには舞台を見た後のオタクの心は満たされていたので、幸せならOKということにしておきましょう。

ソシャゲの重課金

ガチャシステムがあると、推しが出るまで引いてしまうのなんなんだろう・・・。
デレステに2万課金、あんスタに3万課金をした月のクレカは悲惨でした。

だってみんな可愛いんだもん〜!!推しのボイス付きのJPEG眺めたいんだよ〜!!

限界を経験したので社会人になってから過度な通いとソシャゲ課金はほどほどにできるようになりました。
イベント走るのもマイペースにほどほどに楽しくやってます。

オタクでよかったこと

オタク歴だけでいうと、学生の期間が長かったので、学生のときにやっていてよかったな〜と思ったことがいくつかあります。

仕事のハードルが下がる

その1つが創作活動です。同人誌作成においては、自分に合った同人誌の印刷所を選び、ロット(発行部数)を決め、コスト算出、販売価格を設定します。
自分の発注した案件について、印刷所のスタッフとメールや電話でやりとりすることもあり、やりたいことを伝えてこの世に1つしかない本を作るのは本当に楽しいです。

自分で作った物を、自分で売るという経験は、社会でかなり有利です。
商品開発系の業種につくうえでも、納期・ロット・工場とのやりとり・・・などとても役立っていて、入社後のギャップをあまり感じませんでした。

ネット友達がいる

同じジャンル内で、年代・業種・環境の違う仲間が増えました。
私は学生時代からオタクであるということは、リアルの友達には伝えず生活していた隠れオタクなので、オタク活動を一緒にしてくれる友達はとても貴重な存在です。
出会いは全てTwitter(現X)の相互フォロワーです。
聖地巡礼に一緒に行き、サントラのオーケストラにも一緒に行き、同人イベントで合同誌を出すなど、とってもとっても楽しいオタ活ができてるのはオタク仲間のおかげです。いつもありがとう〜!

遠征もフットワーク軽い

ライブ、イベントなどで県外にバンバン出て行ってたので、社会人になっても県外出張は苦ではないです。
ホテル予約や新幹線、飛行機の手配も全部1人でできるようになりました!
新幹線とか飛行機の予約や乗り方が分からない大人って、結構いるんですよね。

「来月、北海道まで行ってほしいんだけど・・・」という上司の申し訳なさそうなお願いに、ふたつ返事でOKして飛び立ちます。

精神が安定する

とにかく推しがいると毎日楽しい。
大人というか社会人になってから自分の機嫌を自分で取れることって、めちゃくちゃ大事だなと思います。

仕事でやらかして落ち込んでも、家に帰ってpixiv読んで寝たらどうでもよくなる。

お買い物しても、推し関連のモチーフとか概念の物とか、ついつい買っちゃって、持ち物が推し概念のものだらけで楽しい。


黒歴史は数え切れないほどありますが、結局今も昔も「オタクで良かったなぁ〜!!」という気持ちは変わらないです。


ボケるまでオタクやるぞ!ボケてもオタクやってやるぞ〜!

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