表情ゆたかなVroid漫画を作ろう!

Vroidにblenderで表情をつけてCLIPSTUDIO PAINTに読み込む/表情をつけたFBXを書き出す方法

★使用するソフト
①Vroid studio ※書き出されたVRMがあればOK

②CLIPSTUDIO PAINT EX ※pro版は3Dモデルが使えない

③CLIPSTUDIO MODELER CLIPSTUIOを持ってれば無料で使える。

④Blender 2.8 ※最新バージョンはCATSというアドオンが使えないので2.8推奨
https://download.blender.org/release/Blender2.80/

⑤VRM Add-on for Blender ※VRMをインポートするためのアドオン
https://vrm-addon-for-blender.info/ja/

⑥CATS ※モデルをVRChatにインポートして最適化するために必要な手順を短縮するために設計されたツール
https://github.com/absolute-quantum/cats-blender-plugin

■作業前準備
①VRMを用意
※Vroid stuidoで自作したもの or 漫画にしていいことの許可のとれたVRMがあるとして話を勧めます。 

②Blender2.8をDLしてインストール ※はじめてインストールするときは日本語化しておこう。※CATSが文字化けするため
 L日本語化の仕方 
  Edit→prefarence→Taranslationに✔→languageから日本語を選ぶ

③VRM Add-on for Blenderのアドオンを入れる

④CATS のアドオンを入れる

※アドオンのインストールの仕方
アドオンインストールからDLしたZIPファイルを選んで、チェックボックスに✔をいれる

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【1】blenderでVRMに表情つけてFBXで書き出す

事前準備|カメラとライトは不要なので消しておきましょう。

①ファイル→インポート→VRM(.vrm) から用意したVRMを読み込む

②CATSのモデル修正をクリックするとモデルが修正される
 2-1 <のアイコンを展開する
 

 2-2 CATSのタブをクリック


 2-3 モデル修正ボタンを押下するとモデルが修正される。

③Amatureの左にある▼をクリックして中身を展開させる

④展開した中のBobyをクリック

⑤緑色の三角形の「コンテクスト」を開く

⑥表情のシェイプキーがあるので、それぞれの数値を変更して表情を変える
※モデルの表情確認はShiftキーを押しながら中クリックでモデルをいい感じの位置に変更、中クリックくるくるで大きさを変えられるので見やすいようにする

⑥使わないキーは 右側にある - で消していく
※シェイプキーを削除する前にblender形式のファイルを保存しておこう。削除すると当然削除した表情には変更できなくなる。

⑦書き出すと一つのシェイプキーしか反映されないので、複数のシェイプキーを組み合わせて表情を作りたい場合は 右側にある v から「+新シェイプをミックスから作成」
でミックスされたキーを生成し、ミックスしたキーだけを残してシェイプキーを削除する。

basisは基本いらないが、basisがないと表情が崩れる場合があるので、その場合は新シェイプキーにまとめた後、消してしまおう。

⑧エクスポート→FBX(.fbx)
※必要な表情分のFBXを書き出す必要があるので、表情をつけてファイル名にはVRMのファイル名と同じファイル名の後ろにアンダーバーをつけてわかりやすい任意の名前にしよう。

例)
▼テクスチャファイル
tex_○○○○_by_■■■■_of_001


表情をつけたFBXモデルのファイル名の例
○○○○_Fun.fbx
○○○○_Joy.fbx

※テクスチャファイルはCATSでモデル修正するときに書き出されるのだが、テクスチャのファイル名とFBXのファイル名の「〇〇〇〇」の箇所が一致していないと
テクスチャが反映されない。「〇〇〇〇」が一致していれば、同じテクスチャファイルを複数のFBXに反映させられる。

※2.8以上のバージョンだとテクスチャファイルが書き出されないが、問題なく使えるという情報もいただきました。しかし、こちらでは確認しておりませんので、あしからず。

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【2】CLIPSTUDIO MODELER で表情つけたFBXを読み込み、ボーンを設定して新規素材として登録する

①新規から3Dキャラクターを作成

②キャラクター構成からボディを選び、ファイルから追加で、【1】で作ったFBXを挿入。

③キャラクター情報から標準ボーンマッピングを行う

④ガイドにそって、頭、手足を選んでいく

⑤ガイドモデルと同じポーズがとれることを確認して完了

⑥キャラクター構成のフェイスを選んでから、キャラクター構成のサムネイル撮影して、ファイルから新規素材として登録

⑦CLIPSTUDIO PAINTでモデルを選んでポーズをつけて漫画を作ろう♪
表情分のFBX作らないといけないのは面倒だけど、描くよりはだいぶ楽ちんだと思います。

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【宣伝】NEOSという先鋭的メタバース空間でテールVRムービー団という、映画を撮影する活動をしています。

今回説明に使ったVroidモデルを使用しておりますので、良かったら映画みてね!YouTubeで無料公開中!

▼公式サイトもあります♪
https://tale-vr-moviedan.com/

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