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生活がたちゆかない


冬がめっぽう苦手だ。
仕事も、きらい。

社会に出てからここ数年 
冬には必ず体調こじらせ、
精神的にも落ち込み、
生活がたちゆかなくなる。


生活がたちゆかないというのは
食べるものも着るものもどうでも良くなり

人間はなぜ自分の意思と関係なく存在していて
なぜ社会の歯車に参加しなければならないのか
夜も眠れずぐるぐるぐるぐる考えてしまう。

あぁこんなに生命を保つことが億劫なのに
人の生命の誕生を支えられるわけがない
と泣いた朝は
この街の人々の指を借りたとしても数えきれない。

そんなわたしもありがたいことに結婚して
1人で生計を立てなくても
最悪生きていける状況にはなったのだが
それはそれでめちゃくちゃ鬱になる。

家事は好きだし
家にいることが最高で至高だけど、

わたしが男に生まれてたらどうしてたかな、
わたしが女だから結婚できたのかな。

女だから "専業主婦"や"パート"という
働き方の選択肢が
与えられているのであって
(そうでない夫婦も有るだろうがそこは割愛)

わたしの根底の不甲斐なさは
何も解決していないじゃないか。

でも、なんらかの事情で
夫が働けなくなったとして、
夫が家で待っていてくれれば
わたしバリバリ働けるかな。
そんなふうにも思ったりする。

夫婦になれて
辛いも、楽しいも、悲しいも、嬉しいも
全部半分こにできるその心強さが有難い。

学生時代に思い描いていた"助産師像"は
夢のまた夢…。

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