小学生にもわかるように気候変動問題とGX(グリーントランスフォーメーション)についてまとめてみた
こんにちは。#新潟でんきnote部 です。
今回から #小学生にもわかる シリーズと題し、エネルギーにまつわる問題を小学生(5年生を目安)に向けて説明するようなものを記事として制作していくことにしました。
今回は、気候変動と日本国政府だけでなく世界中で起こっているGX(グリーントランスフォーメーション)について説明していきます!
「気候変動」とは?
まず、「気候変動」とは何でしょうか。
これは、世界中に影響を及ぼす大きな問題で、たとえば、気温が上がったり、海面が上がったりすることで、私たちの生活に影響を与えることがあります。
気温が上がるとどんな問題があるでしょう。
夏がますます暑くなれば、外で遊ぶことが難しくなったり、熱中症にかかる危険性が高まったりする可能性があります。同じように、冬がもっと寒くなれば、家の中でも暖房をつけることが必要になり、電気代が高くなる可能性があります。
また、海面が上がることで、洪水や高潮が増えることが予想されます。これは、海岸や河川沿いの家や家屋が水没する可能性が高くなります。
これは、私たちの生活環境が損なわれ、家や家屋を修理するための費用がかかる可能性がありますよね。
さらに、気候変動による影響は、食料生産にも影響を与える可能性があります。
たとえば、気温や降水量の変化が農作物の収穫量や品質に影響を与えてしまいます。これによって作物を生産する農家の収入が減ったり、多くの食料を生産することができなくなり食料の価格が高くなる可能性があります。
日本でも、台風や洪水などの自然災害が増えていますが、これらは、気候変動の影響も大きいとされていて、私たちの生活に大きな影響を与えています。
日本は、気候変動問題を解決するために「脱炭素化」という取り組みを行っています。つまり、地球を汚染する要素を減らすため、クリーンなエネルギーを使う方法を見つけようと考えているのです。
日本が取り組んでいること
日本は、汚染を減らし、クリーンなエネルギーを増やすことを目指していることは先ほど触れました。
環境にやさしく、安定的で高価でないエネルギー、つまり化石燃料と呼ばれる石炭などを使わないエネルギーのことです。
たとえば、太陽光や風力、水力など、自然の力を使って作るエネルギーのことを再生可能エネルギーと言い、日本だけでなく世界中でこれを手に入れたいと考えています。
これにより、私たちが住む地球を守り、持続可能な社会を実現することを目指しています。
例えば、あなたが住んでいる街で風力発電機が設置されているかもしれません。これは、風が吹くことで発電できるクリーンなエネルギー源です。
また、太陽光発電も人気があります。屋根に設置して、太陽の光で発電することができますし、あなたの自宅の屋根にも設置されているかもしれませんね。
これらの方法で、クリーンなエネルギーを手軽に利用することができます。
未来に向けた動き
日本は将来に向けて大きな目標を持っています。汚染を減らし、クリーンなエネルギーをもっと使いたいと考えています。環境を破壊することなく、十分なエネルギーが得られるようにしたいのです。
たとえば、2011年に起こった東日本大震災では、大きな地震や津波で、たくさんの人々が被害を受けました。
日本は、原子力発電所が機能しなくなってしまった福島をはじめとした被災地を復興させるためにも、再生可能エネルギーを使って、クリーンなエネルギーを手に入れたいと考えています。
これにより、私たちが住む地球を守り、持続可能な社会にすることを目指しています。それを実現するために、日本はいくつかの変化を起こす必要があります。
エネルギーの使用量を減らし、風力や太陽光発電などのクリーンなエネルギー源をもっと利用する必要があるのです。
日本政府も、それらを支援し、脱炭素化への取り組みを進めています。
たとえば、再生可能エネルギー普及促進法や地球温暖化対策推進法など、様々な法律を制定しています。これらの法律により、再生可能エネルギーの導入を促進し、クリーンな社会を実現するための基盤を整えているのです。
GXの取り組み
GXとは、グリーントランスフォーメーション実行会議の略称で、日本政府が進める脱炭素化に向けた取り組みの一つです。
日本は2040年までにカーボンニュートラルを達成することを目指しています。カーボンニュートラルとは、地球上に排出される二酸化炭素の量と九州される二酸化炭素の量が同じになるようにすることです。
私たちが移動で使う自動車や飛行機を飛ばすためには石油などを使います。これによって二酸化炭素が出てしまうため、これらのエネルギーを石油を使わないようにすることもGXの中で目指すことの一つだったりします。
私たちは、必要以上の電気を使わないようにしたり、再生可能性エネルギーを使うことにより、できる限り二酸化炭素を出さないように行動し、カーボンニュートラルの達成を目指しているのです。
これらの動きを日本の企業がドンドンと取り組めるように金銭的にも法整備的にも支援することが日本政府が取り組むGXなのです。
GXは、国の持続可能な発展に向けた大きな一歩となっています。日本政府は、よりクリーンな社会を実現するために、GXを推進することで、国際社会からの信頼を獲得し、地球環境保護に貢献することを目指しているのです。
まとめ
日本は、汚染を減らし、再生可能エネルギーのクリーンなエネルギーを使うことで、気候変動を食い止めようと、日本政府は、エネルギーの使い方を変えるように促し、企業の活動も支援します。
私たちが住む地球を守り、持続可能な社会を実現するためには、私たち個人としてもできる限りクリーンなエネルギーを選んだり、余計な電気を使わないようにしながら、地球を守りましょう!
新潟でんき(新潟エナジー)へご相談ください
世界情勢や燃料価格に関して個人や法人ができることはありませんが、消費電力を抑えるための設備投資を行うことや再生エネルギーによる自家発電の導入など、対策として取れる手段は確実に存在します。
それら、エネルギーにまつわる統合的なご相談や、上記の内容を踏まえて「詳細について知りたい」「契約する際に試算してもらいたい」といった現状把握と試算を合わせて無料診断など、ぜひお力になれると思いますのでお気軽にご相談ください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?