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【研修の様子】「アントレプレナーシップ(起業家精神)を育むキャリア教育推進講座」が開催されました!

新潟県立教育センター

本講座は、キャリア教育を担当する教諭等が、アントレプレナーシップ教育について理解し、各学校における指導に生かす具体的方法を学ぶとともに、各校におけるキャリア教育で育む資質能力を整理してキャリア教育の計画の見直しを図ることを目的に、開催されました。6月26日(水)の研修当日は、小学校から高等学校まで校種を越えた先生方が受講しました。

最初に、本県のアントレプレナーシップ教育の現状と課題についての説明の後、立命館小学校の正頭英和教諭による講義・演習を行いました。演習では、グループごとに「たまご落とし」に取り組み、「仮説→検証」の過程を実体験しました。講義内容も示唆に富むものが多く、とくに「アントレプレナーシップ教育とは、夢をかなえる技術である」との言葉が印象的でした。

たまごを落下の衝撃から守るために、グループでアイデアを出しあいます。
たまごを落とします。さあ、たまごを守りきることができたでしょうか?

次に、新潟大学附属長岡中学校の吉村智宏教諭、県立長岡商業高等学校の佐野隆祥教諭による実践発表を行いました。アントレプレナーシップ教育の具体的な取組が示され、受講者は自校化に向けたイメージをふくらませていたようです。

吉村教諭による実践発表のようす

最後のグループ協議は、同一校種、異なる校種の2回にわけて実施しました。協議では、活発な意見交換や情報共有が行われ、受講者はこれまでの自校の実践を整理するとともに、アントレプレナーシップ教育の視点から改善するためのヒントを得ていたようです。

協議のようす

受講者の声

〇正頭先生の講義と演習が楽しかったです。生徒に、夢を実現させるための精神を培うためには、教員自身も夢と熱意をもち続けることが、大切だと感じました。

〇アントレプレナーシップ教育という言葉は聞いたことはあっても、詳しいことは今までわかりませんでした。今日学んだことを生かし、アントレプレナーシップ教育の視点を意識しながら教育活動をしていきたいです。

〇大変貴重な経験をさせていただきました。自校に還元できるように努めたいと思いますし、これからの自分自身のアップデートに役立てていきたいと思いました。


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