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内閣支持率から、まやかし民主主義まで

岸田内閣支持率が低下し続けています。
まぁそれは当然と言えば当然のように思いますが、その内閣支持率についての疑問があります。
現内閣は自民党の人が多くを占めているわけですが、その自民党の人を選挙で選んだ有権者の人達からも確実に支持を失っているということですよね!?ハッキリ言って、他党の人を支持した有権者から見れば「それ見たことか」や「はぁ?」です。自民党の人を指示した人はどのように思っているのでしょう?自民党の公約とは違うとか、増税なんて言ってなかったじゃないか!と文句たらたらなのでしょうか?支持率ってどこかポピュリズムのバロメーターのようにも思えますが、例えそうであっても、自民党の有権者はもっと文句を言うべきですね。ただ文句を言っても実際には「届かない」のが現実かもしれません。また文句があるから支持しないっていうのも、逆にどういうつもりでその人を指示したのか?指示した人や政党をあっさり支持しないに変わっていくのも、なんだか重みがないというか、軽薄というか…有権者は選挙を選ぶまである意味ちやほやされ、嘘をつかれたような結果に陥り、選挙当選後は蚊帳の外みたいなところがある。国会議員は国民の代弁者であるどころか、飯のタネとか職業の一環にしか思っていなかったりするかもしれません。内閣総理大臣は国民が選んだ国会議員が選んでいるので、それが=国民が選んでいるというロジックなのでしょうが、実際有権者である国民が「直接」選んでいるわけではありません。まぁ仮に国民が直接選ぶようなことがあったとしても、それが必ずしも適任者を選び出せるという保証もありません。むしろポピュリズムに走ってとんでもない人を総理大臣にしてしまう可能性だってあります。しかしその時こそ「国民の責任」が問われるでしょう。では総理大臣ではなく、実際に選んでいる国会議員は?国民の責任は問われないのでしょうか?国民の責任は国会議員を選ぶまでで、その後はその国会議員の責任としてしまうのでしょうか?それもどうなの?って思ってしまいます。政権を担っている自民党に票を入れた有権者の人にもっと責任を感じてもらいたい。この内閣支持率ということがクローズアップされる度にそういう思いが起こります。何十年も自民党が政権を担ってきているけど、何も変わらないどころか、どんどん日本がダメになってるじゃないですか?では他の政党というには頼りなさすぎて、消去法の自民党なのかもしれませんが、選挙というのは今後の国の方針が決まって行く大事なイベントです。
私は以前、政党政治をやめにした方がいいと言ったことがあります。国会議員全員無所属希望。今でもその考えは変わっていません。そもそも私達が投票するのは候補「者」であって政党ではないはずです。(人によっては政党に…という人もいるかもしれませんが。少なくとも投票時は人の名前を書くはずです。)折角当選した素晴らしい国会議員も、無所属以外、党内の力関係によって無力になってしまうことも実際にあるでしょう。無所属議員はそれ以下なのかもしれません。そして国民の希望がどこかにいってしまう。民主主義が政党システムによっていったん白紙にされ、民主主義の皮を被った権力が実際に横行していく。そんな偽りの民主主義政治を何十年もやってきたんですよ、日本は。

また日本の政治はある見方をすれば、官僚政治という面があると思います。政治家が官僚の言いなりになってしまうというようなことです。官僚ってみんな優秀な人だとは思うんですが、優秀さと正しさは別物です。(これがシンクロして欲しい!官僚内に悪慣習があるのなら浄化してほしい!)しかも官僚は国民から選ばれた人たちではありません。なんの権限があって国を動かせるのでしょうか?それは世界的に見ても同じようなことが言えます。それは世界経済フォーラム(通称ダボス会議)もそうですね。世界中の有識者や各分野の権力者で構成されていて、その後の世界の方針?が話し合われる。そこに政治家が招かれたりと…グローバリズムの総本山的なポジションですね。それこそ選挙で選ばれた人たちで構成されているわけではありません。EUもそうですね。お金や権力でもって政治経済が動かされていく。民主主義だなんて調子のいいこと言ったって、結局まやかしですよ。世界はともかく、この日本はいつ正されていくのだろうか?


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