【にほんしゅ北井の酒日記】41杯目〜お菓子と日本酒最終章。達磨正宗と蒲焼さん太郎〜

定番お菓子と日本酒の組み合わせの最終章でございます🍶

ほとんどお菓子を食べなくなった30代半ばの呑兵衛漫才師「にほんしゅ」北井の渾身のシリーズ。

でも定番のお菓子って久しぶりに土の匂いを感じながらキャッチボールをするときのようなどうしようもなくあたたかい気持ちにさせてくれます。

今回のお酒は1番左。岐阜の達磨正宗の熟成三年です🍶

今の日本酒の世界では熟成酒にもかなりスポットが当たり、ビンテージサケだ！ということで価値も認められてきていますが、その熟成酒に日本酒が1番売れている半世紀ぐらい前から取り組み、特化し、「熟成酒といえば？」で絶対に名前が上がるのがこの達磨正宗。

ネットでも購入出来ますし、新宿伊勢丹さんの酒売り場とかでも普通に購入できる熟成酒ど真ん中の銘柄。熟成により得られた濃厚で複雑な香りと味わい。

日本酒に飲み慣れてない方からするとお酒単体だとインパクトが強すぎて苦手な方も多いです。しかし、飲むシーンやつまみを選べたら最強に力を発揮！

ゆっくりと動く拳法の達人のようなお酒です。

この達磨正宗と合うお菓子はズバリ！

蒲焼さん太郎です！

あぁ、懐かしの蒲焼さん太郎。

キャベツ太郎、餅太郎、やきそば屋さん太郎、甘イカ太郎。

ずいぶん「太郎」の駄菓子にはお世話になったものです。

二郎系ラーメンも支持が高いですが、太郎系駄菓子の国民的支持のパワーには及ばないでしょう。

その中でも4番エース級のスターといえば蒲焼さん太郎。

本物ようなぎの蒲焼など食べたことがない幼稚園のころに多くの子供たちが口にする初の蒲焼。

お酒の勉強をしていると熟成酒にはうなぎの蒲焼が合うという知識を得ます。

やってみないわけにはいきません。

蒲焼さん太郎のタレを舐めて甘い濃い、深い味がぶわっと口に広がったときに熟成酒の達磨正宗を口に入れてみてください。

時が止まる。とまでは言いませんが、全てがスローになります。ゆったりとした時間が流れ、自ずと深呼吸をしています。

唯一の注意点はガシガシと蒲焼さん太郎を噛まないこと。

魚のすり身の味が出すぎると相性が100点ではなくなります。

あくまでまずはタレだけを舐めてください。蒲焼さん太郎の真の姿が見えるでしょう。

蒲焼さん太郎以外には同レベルで相性がいいと思うのがロッテのアーモンドチョコです🍫

アーモンドの香ばしさは熟成酒に本当に良く合います。これも言葉が出ません。

そして次点がキャラメルコーンとカントリーマアムのココアです。

ぜひこのあたりのお菓子と達磨正宗をやってみてください！日本酒とおつまみの合わせ方の理屈が一瞬でわかると思います🙆‍♂️

世の中大変な状況ですが、日本酒とお菓子で深呼吸してみてはいかがでしょうか？

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