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日本史学習としての高等学校卒業程度認定試験

はじめに

 日本史とその学習を調べる中で、大学入試(または高校入試)の過去問にあたることがあります。自分の日本史習得の程度を知ることができるとともに、そこから歴史の話題に触れ、素養を広げていくることができます。以前は共通テストに触れて、実力を試すとともに、どのような歴史の要素的なものがあるか見てみました。

 続いて他に何かあるか調べてみると、高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)がありました。

 そこで、今回はこの試験を試してみたいと思います

簡単に結果

 今回は令和2年度第1回の日本史Bをやってみると、3問間違えて88点でした。図表の読み取りなどでミスをしたようです。

内容を見てみます

 さて、問題自体がどのようなものだったのか、簡単に見てみようかと思います。詳しくは他の方がやっておられると思います(と思ったのですが、高等学校卒業程度認定試験を詳解しておられる方はいるのでしょうか?)。

 大問1は関東地方の歴史で、原始から古代辺りまででした。

 大問2は鎌倉幕府や室町幕府の成立年代にかかわるものでした。

 大問3は近世で、交易や幕末の物価などにかかわるものでした。

 大問4は幕末から近代初期にかけての対外関係が主なものでした。

 大問5は近代の産業にかかわるものでした。

 大問6は第一次世界大戦、1920年代の対外関係にかかわるものでした。

 大問7は鳩山一郎の頃の時期にかかわる問でした。

 大問8は日本人と犬がテーマの問いでした。

 簡単に見てみましたが、大問はそれぞれ4問程度で、全体的な難易度も高くはないでしょう。ゆえに力を推しはかるのにちょうどよいでしょう。

 問題全体を通してみると、原始・古代から近代・現代までまんべんなく出ており、範囲的にもちょうどよいと感じます。また最終大問はテーマ史的なもので、興味深いものと感じます。

おわりに

 本来の試験の目的とは違いますが、高等学校卒業程度認定試験は自分の認識度をはかるものとしてはちょうどいいものではないでしょうか。また機会があれば他の大学の試験も試してみたいです。

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