日本史通史1万2000字 後編
前回の続きです。
新政府は中央集権化の中で様々な施策を行った。すでに1868年に太政官制を制定させて行政機構の構築を目指していた。また、1869年に版籍奉還を行い、土地・人民を新政府に返させ、さらに1871年に廃藩置県の断行によって、中央から知事を派遣する形をとり体制を整えた。また、さらなる太政官制の改革や、徴兵制整備(1873年の徴兵令公布)、四民平等への動きによる秩禄処分(1876年の金禄公債証書発行条例制定)、地租改正(1873年の地租改正条例公布)による土地・税制