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【終了しました】「日本農業遺産 高野・花園・清水地域」活性化のためのワーケーションモニタープログラム参加者募集!

【和歌山県補助事業】
日本農業遺産に認定された「高野・花園・清水地域」の課題解決に、ワーケーションが果たす役割・効果を検証するためのモニタープログラムへの参加者を募集します。

はじめに

和歌山県高野・花園・清水地域は、日本農業遺産「聖地 高野山と有田川
上流域を結ぶ持続的農林業システム」に認定された特別な地域です。

高野山では、100以上の木造寺院を維持するために「高野六木制度」が活用されています。これは、寺院の建築・修繕以外での伐採を禁じ、必要な樹木のみを択伐することにより、森林を永続的に保全する取り組みです。これにより、高野山は美しい森林を維持し、建築用材の自給を実現しています。

また、花園地域の山林では、仏花となる「高野槙(こうやまき)」の栽培が行われています。そして、清水地域では、棚田の畦畔を利用してさまざまな植物が育成・栽培されています(代表的なものが、全国一のシェアを誇るぶどう山椒です)。これらの地域の農林産物を高野山に提供することで、地域として維持発展してきました。

しかしながら、現在では過疎化や高齢化により耕作放棄地が増加し、農林業の後継者不足が深刻な課題となっています。

高野槙

私たちは、この地域の持続性を保ちながら、地域の農林業の継続を支えるために、新たな働き方であるワーケーションの導入に着目しました。

和歌山県より委託を受け、私たちは「ワーケーションモニタープログラム」を開催します。このプログラムでは、ワーケーション経験のある方々を当該地域に招待し、実際にワーケーションを体験していただきます。そして、この地域が魅力的なワーケーションの場となり得るのか、ワーケーションを通じて農林業の支援や地域の課題解決が可能なのかを検証します。

高野山有田川上流域の持続的農林業システム概要図
参考)和歌山県HP「高野山・有田川上流域の持続的農林業システム」

モニタープログラムでは以下のことを行います

自然に囲まれた美しい環境でのワーケーション体験
和歌山県高野・花園・清水地域の豊かな自然と風景を堪能しながら、仕事とリフレッシュを兼ねたワーケーションを体験していただきます。

地域資源の活用と持続的な農林業のための課題検討
伝統的な農林業の技術や文化を学び、地域の持続的な発展のために必要なことを、参加者間で議論するワークショップに参加していただきます。

担い手不足の解消への貢献
農林業の担い手不足という地域の課題に向き合い、ワーケーションが地域の発展に貢献できる可能性と、そのための要件を検討していただきます。

このツアーにご参加いただき、あなたの貴重な意見や経験を通じて、地域課題の解決に向けた検討をしていただける方を募集します。

モニタープログラム概要

棚田(あらぎ島)

実施日程:2023年9月10日(日)~9月13(水) (3泊4日)
募集人数:10名
※応募多数の場合、事務局側で参加者を選定させていただきます
集合:9月10日(日)  9:15 @関西国際空港国内線到着口
解散:9月13日(水)14:00 @関西国際空港国内線搭乗口
※タイムスケジュールはこちらをご参照下さい
 
https://note.com/nihonnougyouisan/n/n4596a6944f18 
参加費用:なし
※ただし関空までの往復交通費、および滞在時の食事代、その他現地での実費はご負担いただきます。宿泊費用・現地移動はこちらで手配します。

参加条件:
①滞在中のイベント(現地の方のヒアリング・交流)および地域課題検討ワークショップへの参加
②終了後アンケートの回答

申込み方法

※今回の募集は締め切らせていただきました

ぶどう山椒

お問合せ先

日本農業遺産ワーケーション事務局
nihonnougyouisan@gmail.com


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