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Twitterでの政治陰謀論はこうして作られる。

以前、「SNSに蔓延する「陰謀論」と「香港デモのデマ」に注意」というのを書いたが、その中で弓月恵太というアカウントを挙げたが自身で発信した陰謀論を他人のせいにしていたので今回はどのようにして陰謀論が作られるか説明したい。

陰謀論者の特徴として「一次ソース(資料など)」が無く、それが本当の様に見せるソースを使ってデマを量産する。落ち着いて良く見れば全く関係の無い資料だったりするので情報を、そのまま受け流すのでは無く一旦、精査が必要になる。

私はTwitterは情報収集に便利な反面、誤った情報を信じてしまったり、特定の情報がタイムライン上に埋まり、特定の思想に染まるサブミナル効果があると思っている。

政治思想が無く、情報をそのまま鵜呑みにしてしまう人は特に陥りやすいので注意した方がいい。

さて、どうやってTwitterで政治陰謀論が作られるかだが、陰謀論者のもう1つの特徴として自身が発信した内容と整合性がつかない事が挙げられる。弓月恵太のツイートで解説しよう。

「中国から」「一旦は香港に集められる」「中国から直接投資してるわけではない」と書いてある。これを覚えて下のツイートを見てみよう。

上記の通り、このツイートでは整合性がついている。整合性については問題がない。では、続いて下のツイートをご覧いただきたい。

香港の企業マネーに変わったのはお分かり頂けるだろうか。

「中国から」「一旦は香港に集められる」「中国から直接投資してるわけではない」チャイナマネーが、企業マネーに変わっているのだ。どういう事だろうか。

自身で経由してと言ってるのに企業マネーとは…この人が言っているのは謎でしかない。彼のタイムライン上に流れている陰謀論は、こう言った類が多すぎる。

このようにTwitterで政治陰謀論は作られるのだが、政治に興味を持っても、こういったアカウントは注意して欲しい。



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