Tràng Anツアーに行ってきたの巻

2021年4月4日 17:31

Xin chào Chủ nhật.

緑とおいしい空気を求めて、複合世界遺産であるTràng Anへ行ってきました。日本語ガイドをお願いして、今回はHo Chi Minhから旅行に来ている団体と同じツアーに参加。

以下の行程で巡りました。
Chùa Bái Đính(バイディン寺)→Ninh Bình名物のおこげ、ヤギ肉を食す→Tràng An川下り→Hang múa(ムア洞窟)

現在のベトナムの首都はHà Nội。しかし、昔はNinh Bìnhが首都だったそうです。高い山に囲まれており、敵が入りにくい場所だったことから、首都になったそうですが、山が多いということでなかなか作物が育てられず。Hà Nộiに首都が移されたそうです。

さらに、Ninh Bìnhはセメントが取れるということで、セメント工場がたくさんあります。お墓や、コンクリートで作った像なども有名。セメントの会社の社長の豪邸をバスから見ることもできました。

①Chùa Bái Đính(バイディン寺)へ

まずは、Hà Nộiからバスで2時間ぐらいかけて、Chùa Bái Đínhへ。
2020年までは、東南アジアで一番の広さのお寺だったそうです。しかし、今年からは、隣町に新しいお寺ができ、二番目に最大級のお寺となりました。

お寺の中には、羅漢像が500体、境内の道に沿って並んでいます。笑っているものや泣いているものもいれば、動物を抱える像も。
50000000VNDを払うと自分の仏像を作り、置くことができるそうです。
まだ空きがあったので、ベトナムで死ぬんだったら置いてもらおうか。

ガイドさんによると、ベトナム人の60％ぐらいは無宗教だそうです。

衣食住が約束されているということで、以前はお坊さんになる人も多かったようですが、現在では少なく、偽物のお坊さんもいるようです。どこの国も同じですね。

奥へ進むと、「観世音殿」「釈迦佛殿」「三世佛殿」があり、おおもとの総本山は、Chùa Bái Đínhの上にあります。本当に広いし、観音様やお釈迦様の一体一体のでかいことでかいこと。圧巻でした。

観音様は、日本やベトナムでは女性、ヨーロッパのほうでは男性だと思われていることが多いそうです。しかし、観音様に性別がないのですね。知らなかった。(無知の知)

このあたりは仏像マニアの親父さんに聞いたほうが詳しく教えてくれそうな。

お次はお昼ご飯。Ninh Bìnhではヤギ肉が普通に食べられるようです。道端で、丸焼きにされたヤギが、前足をまげて行儀よく座り、売られるのを待っているという衝撃的な光景を目にしました。

Ninh Bìnhのヤギは、険しい道を歩くため、肉が筋肉質で硬いと聞いていましたが、実際には牛肉の赤肉のようでおいしく、そこまで硬さもありませんでした。ヤギ肉スープにヤギ肉と野菜炒め、おこげのあんかけなど、お腹いっぱいです。

13時を回って、あいにくの雨。しかしカッパを着てボートへ乗り込みます。
ダイナミックな風景は、Vịnh Hạ Long(ハロン湾)の景色と似ている所がありましたが、奥までで進むと、水の透明度が全然違います。魚が泳いでいたり、水草が水の中でゆらゆら、さらさらと動いていたりするのがはっきり。

あ、あんまりきれいに写せていません…、いや本当にきれいだったのです。ベトナムでこんなにきれいな水をみたのは、スーパーで売られている飲料水以来。
常にお掃除の方が船に乗って水面のごみを取っているので、このようなきれいな水を保てているのですね。

そして、ツアー最後のHang múa。何段もの階段を登ると、Ninh Bìnhの街並みが見下ろせます。この階段、普段運動しないおばさんにとっては、つらい。いや普段運動していても無理～。

中には、スカートで登るベトナム人女性も。いい写真を撮るためなら、ウエディングドレスでだって、Áo dàiでだって、どんなところでも行くのが、ベトナム人女性。強すぎるよ～。

3日後のきっとこんにちはするであろう筋肉痛。いや、ここまで来たんだからと気持ちを奮い立たせ、ようやく登頂。絶景に感動しました。

ということで、余裕だろうと思った日帰り旅、結構ハードでした。
でも、Ninh Bìnhは行ってみたいと思っていたところだったので、大満足です。

日本語ガイドさんの、ネットでは調べきれない情報盛りだくさんの説明のおかげで楽しめましたし。もちろん、女性でも一人でバスやバイクを駆使して、Ninh Bìnhへ旅行へ行くことも難しくないと思います。

次はどこに行こうか。では、Hẹn gặp lại.

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