自分は変われているのだろうか。

Xin chào Thứ hai. 

4年前と比べて、自分がどれくらい変わったのかということを考えてみました。

当時は、日本語教育についても、学習者についても考えなさ過ぎていた自分。学習者の背景やニーズも考えずに、授業も無茶苦茶。

今思えば、彼らが必要としていたのは、生活するための日本語。そして、会話することが重要でした。漢字だって、書けなくても読めて意味が分かればよい。一生懸命漢字テスト作ってた自分が恥ずかしい恥ずかしい。

彼らの日本語が上達するようにと行動していたことは、実際は彼らの目線に立って考えられていた行動ではなかったと気づきます。

この3年間で、現場の先生と話したり、SNSやオンラインセミナーを通して日本語教育関係者の方の話を聞く中で、自分の考えにも大きな変化がありました。もっといろいろな角度から、いろいろなことに配慮して授業づくりをしなければいけないんだということが。

✓ゴールをどこに設定するか。
✓レベルに応じた優先順位の設定。
✓学習者にとって、必要かどうかの線引き。
✓母語や考え方が与える日本語学習への影響。

大切なことに気づいてから、いつも授業づくりを行う上で念頭に置いていることです。(こんな基礎の基礎も考えられなかったのかよ自分!)

最近は教師の役割ってなんだろうと考えることもあります。彼らにとって一番合っている学習方法はなんだろうか。学習者自らが、進んで日本語を勉強しようと思わせるためには、どんなサポートをすればよいだろうか。モチベーションを落とさないように何かできることはないだろうか。


とにかく、一歩踏み出して、この世界に入ったことは私にとって正しい選択でした。人よりも気づくのが遅い亀先生ですが、ゆっくりでも着実に確実に学習者のために力になれるよう日々考え、これからもこの仕事を続けていきたいと思った月曜日の夜なのでした。

今日は、3コマ…早く寝よう。では、Hẹn gặp lại.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?