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フランス語おすすめ映画 | 新学期に観たい学園映画

4月になると、日本では新学期が始まりますね🌸
今回は、そんな季節にぴったりの学園映画をご紹介します!
フランス・パリ近郊の高校を舞台にしたものを中心に、フランスの社会問題や10代のエネルギーが感じられる作品を集めました!

実際におすすめ作品をご覧になった方は、コメントにて感想もお待ちしております✨

新学期に観たい学園映画

◾️ バッド・シード

製作国:フランス, ベルギー / 原題:Mauvaises herbes

カトリーヌ・ドヌーヴ出演!
コメディ要素あり、社会派の要素ありのおすすめ作品です!

主人公のワエルは、パリ郊外に住んでいる詐欺師で、ストリートチルドレンだった経験やつらい過去を抱えながらも陽気におしゃべりをする人柄。そんなワエルは、ある日知り合いの依頼で問題児の生徒ばかりが集まるグループのボランティアをすることになります。生徒たちとのコミュニケーションは予想以上に難しく、ワエルの陽気なおしゃべりにもはじめは反応してもらえません。試行錯誤をしながら、自らの過去と生徒とたちの境遇を重ねて考えるうちに、生徒たちとの関係が徐々に変化していく様子を描いたストーリーとなっています。
様々な社会問題を考えさせられつつ、演出はコメディ要素満載で笑顔にもなれる作品です!
★コメディ・社会派・ヒューマンドラマ

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◾️ 奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ

製作国:フランス / 原題:Les Héritiers

実話に基づく教師と生徒たちの感動のストーリー!

ストーリーは、パリ郊外にあるレオン・ブルム高校の新学期から始まります。新たに集まった高校1年生のクラスには、様々な問題や不安を抱えて落ちこぼれとなってしまった者がほとんどでした。そんなクラスに、歴史担当の教師アンヌ・ゲゲンが赴任してきます。
生徒たちに厳しく情熱的なアンヌ先生は、担任のクラスの生徒たちに全国歴史コンクールに参加するよう勧めます。反発する生徒たちでしたが、アンヌ先生がアウシュヴィッツの悲惨な歴史を生き抜いた男性を授業に招き、歴史の悲惨な体験を直接聞くと、生徒たちの考えや態度が変わっていきます。
アンヌ先生の指導で変わっていく生徒たちの感動のヒューマンドラマです!
ちなみに、映画で生徒たちとして出演するアハメッド・ドゥラメは、映画のもととなったレオン・ブルム高校の実際の生徒で、自身の実体験をもとに脚本に携わっています!
★社会派・感動・ヒューマンドラマ

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◾️ スクールライフ : パリの空の下で

製作国:フランス / 原題:La vie scolaire 

Netflixドラマ『ガールフレンズ・オブ・パリ』のジタ・ハンロット出演!

主人公のサミアは、新任の若いCPE (スクールカウンセラーのこと、le conseiller principal d'éducationの略) として、パリ近郊のサン=ドニにある学校にやってきます。
人種や家庭環境が様々な生徒たちと、10代の抱える難しい問題に寄り添おうとするサミアですが、はじめは素行の悪い生徒たちに振り回されてしまいます。
そんな中、サミア自身の家家庭問題を振り返ることで、生徒たちと心から向き合えていなかったことに気づくようになります。生徒一人ひとりと真剣に向き合おうと奮闘する、大人と生徒それぞれの生き様を描いた作品となっています。
フランスの現代社会や教育システムにおける課題も考えさせられる映画となっています。
★社会派・青春・家族

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◾️ パリ20区、僕たちのクラス

製作国:フランス / 原題:Entre les murs

第61回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品!

(以下、映画オフィシャルサイトより引用)
パリ20区、ある中学校の教室
始業ベルが鳴ってから、着席するまで15分間。注意されるまで、帽子は脱がない。教師のちょっとした言い間違いは嬉々として指摘する──そんな“問題あり”の生徒たちに囲まれて、この中学校に来て4年目になる国語教師フランソワの新学年が始まった。
24人の生徒たちは、出身国も生い立ちも将来の夢も異なる。フランソワは、自分のクラスの24人の生徒たちに、正しく美しいフランス語を教えようとしていた。しかし、スラングに慣れた生徒たちは、反発する。国語とは生きるための言葉を学ぶこと。それは他人とのコミュニケーションを学び、社会で生き抜く手段を身につけることでもある。
言葉の力を教えたい教師フランソワにとって、生徒たちとの何気ない対話の一つ一つが授業であり、真剣勝負だ。フランソワはどの生徒にも真正面に向き合おうとして、悩み、葛藤する。一方、多感な24人の生徒たちは、率直な言葉、弾けるような笑い、抑えられない怒りでフランソワに応じる。1年間で、さまざまな個性の子供たちが混じり合うようにして何を学ぶのだろうか。
映画『パリ20区、僕たちのクラス』ー オフィシャルサイトより引用

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新学期に合わせた学園映画のご紹介でしたが、学校で起きるストーリーを通して社会問題を描いた作品が多くみられました。
社会問題を担う若い学生の方々に、強い思いを込めた作品のように感じました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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🎵おすすめ楽曲🎵
今回ご紹介した作品のひとつ、『スクールライフ:パリの空の下で』のサウンドトラックよりおすすめを選びました!
Ben Mazué (ベン・マズエ) 「La liesse est lovée」をご紹介します!
Ben Mazué は、数々の賞を受賞しているニース出身のアーティストで、おしゃれな歌詞と軽やかなリズムが魅力です!
『スクールライフ:パリの空の下で』の作品の中でも流れているので、是非チェックしてみてください✨

◾️nihongo_françaisプロフィール
某大学のフランス文学科で出会った仲間3人で、フランス語・文化情報メディア、『nihongo_français』(ニホンゴ・フランセ)を作りました。
20代のメンバーそれぞれの視点で、フランス語勉強やフランス語圏の様々なテーマを取り上げ、ざっくばらんに書いていきます。

お問い合わせは、InstagramのDMよりご連絡ください。
Instagram:@nihongo_francais
créé par Lolo, Angèle, Pomme

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