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【継承語高校生クラス授業】2024年振り返りと来年の抱負

先週の土曜日は継承語高校生クラスの今年最後の授業だった。
最後の授業だったので、2024年の振り返りをしてもらい、来年の抱負を立てるという内容にした。

まずは、1月~12月まで、また公私で分けた表を作ってもらい、それぞれあった出来事を記入してもらった。
もちろんその前に「公私」って何?という話。
1つ1つの漢字の意味は分かっていても、高校生じゃあまり「公私に渡って」とか「公私ともどもよろしく」などの言い回しを耳にすることはないだろうから、あえてのインプット。
今回は学校関連を「公」としてもらった。

今年の初めの方のことは忘れたという人が多いと思ったので、ある程度時間が過ぎたら、一人ずつどんなことを書いたか発表してもらう。
そうすると、「あ、それ私もあった」「似たようなことがあった」とアイディアが広がる。

おおよそ終わったところで、「2024年私の五大ニュース(できる人は十代)」を決定してもらう!
ここは公私はまぜこぜでいいことにした。
ニュースのバリューの度合いは、「心を動かされたこと(マイナスでもプラスでもいい)」「将来への影響度」などとしてもらった。
インターンシップの体験、短期留学や短期語学研修、友だちや家族との旅行、大きな試験、補習校中学部を卒業したこと、アルバイトを始めたこと、スポーツ大会での記録、コンサートへの参加、オリンピックやサッカーのヨーロッパカップを見たこと、病気や疾病・・・
みんな、この1年でたくさんの経験をしたんだね^^

さて、その上でその5つを俯瞰してもらう。
どんな基準でその5つを選んだんだろうか。
そこから、自分にとって大切なことが見えてくるはず。
友だちや家族との時間だったり、成長だったり、努力の結果だったり・・・
来年もそれを大事にすれば、また充実した1年を送ることができるだろう。

最後にまとめとして、「起承転結」の最低四文(四段落)で、短作文を書いてもらった。
起承で、2024年を振り返る。(つなぎは「特に」「つまり」などが考えられる)
転で、不足したと思うこと。(つなぎは「しかし」など)
結で、2025年をどんな年にしたいか。(「だから」など)

短い時間で書いたけれど、みなよく書けていた。
来年はこの抱負を具体的に掘り下げて、2025年の目標を定めてもらおうと思う。

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