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よしなしこと

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随筆とかエッセイと呼ぶには口はばったいくらいのつぶやき
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#授業

日本語、継承語、国語、ときどきドイツ語~自己紹介にかえて~

私は、ドイツで日本語を教えることを生業としています。 外国語としての日本語 まずは工業系の大学の、一般教養科目の選択としての「日本語」。 初心者と初級の2コースを持っていますが、9割男子学生! 私の住む地域は外国人(移民)も多いし、留学生も多いので、「ドイツ人」に教えているというというと、語弊がありますが、授業はまあドイツ語中心に進めます。 徐々に日本語の指示を増やしていきますが、やはり文法の説明はドイツ語が早いし、ドイツ語との比較もよくします。 それからプライベート授

いい言葉に会いました「Co-師」

私は大学で教えていますが、職階は「Dozentin」非常勤講師です。 この仕事に就くまで、この言葉を知りませんでしたが、ラテン語の「docens」授業する、教えるというのが元になっているそうです。 あ、でも、今ドイツ語の大学はジェンダーフリーを目指しているので、Dozent男性講師、Dozentin女性講師という区別をしないように、普段はひとくくりに「Lehrkraft」授業者、教員という言葉が使われます。 Stundent男子学生、Studentin女子学生とも言わず、動

大学冬学期学生アンケートの結果~私の成績表!

今学期の学生からの評価が出ました。 理工系大学の一般教養科目自由選択の「日本語」(初級Ⅰ、Ⅱ)です。 ちょっと自慢ですよw どちらの図も初級Ⅰのクラスですが、Ⅱの方もほぼ同じような感じです。 5段階で、1が一番いい。 子どもたちや学生の成績も1が一番いいので、私もいつも自分の子どもたちに、「お母さんの成績1だよ!」と見せます。 そしてとても参考になる自由記入の答え。 教科書の問題はほぼグループワークで取り組ませ、私は循環しています。 「ハイ、次分かる人」みたいのは、参加