売れるCMの第7法則と作り方!好感度ランキングを元に徹底分析
ブログだってYouTubeだってTwitterだって一つのメディアであり、広告ビジネスの収益モデルで生きている業界です。
もっとも額が動くテレビCMを分析することによって、実際にどんな動画広告が売れるのか?
✅ バズりやすいものってなんなのか?
✅ 嫌われにくい広告ってなんなのか?
考えるきっかけにしてもらいたいと思って記事にします。
1⃣ パロディーとストーリーを入れる(AU)
まず一番のお手本としてあげたいのがソフトバンクです
繰り返し流れてもそこまで嫌みがないテレビCMですね。
ストーリーを加えると商品が売れるというのは昔から変わらないルールです。
「人は理論には逆らえても、ストーリには逆らえない」
日本人は海外の概念とは違い、「物が語る」=「物語」としての文化があるのだから受けるのは当たり前ですね!
さらにパロディーもので認知度の高い昔話を使ったところに賢さがあります・。
誰でも知っているものを題材に使うと説得力が生まれるという理論を採用しています。
全くの0というのは不気味がられて反発のリスクが高いのです。
テレビCMを流せる会社は商品や企業に知名度がありブランディングがあるので、個人のビジネスとは違うかもしれないですが、取り入れられる部分もあると思います。
2⃣ 擬人化して愛着をわかせ広告臭を消す(ソフトバンク)
人に商品を語らせると「売込み?ステマ?」なんて言われてしまうから、純粋無垢な動物を擬人化させて宣伝してしまおうというにくい試みです(笑)
「小さい子供・小動物・女性」など社会がか弱く守らなければならないという刷り込みができているものをネタに使って広告臭を消す戦法です。
笑ったお姉さんの笑顔は値引きよりも広告効果が高いというデーターもあるとか?
そう言えば雑誌も電車の広告もきれいなお姉さんだらけですものねー♪
3⃣ 変化・進化・成長を分かりやすく入れる
商品を買った後に得られる価値=ベネフィットを前面に押し出した形です。
変化・進化・成長という人間の欲求をうまくついています。なぜここに人は憧れるかというと、「死」への抵抗だと思います。
人間は「必ず死ぬ」という恐ろしい事実を知っていますが、普段そんな恐怖に縛られないように、脳が信号を送っているそうです。
だから常に成長して変化して、遺伝子を残したいと思うように本能的にプログラムされているので、そこを突くわけですね。
売れまくるコピーライティングのお手本中のお手本です。
これが表現できないと広告関連ビジネスで稼ぐのは辛いなぁ・・・。
4⃣ 単純化・簡略化・新発見の要素を入れる
人が物を買う欲求の一つが楽をしたいからです。
科学の進化もこうして人間の根源的な欲求と結び付いた面が多いのは事実ですね。
テレビCMにもこの「楽」への要素が取り入れられていいます。
同時に知らないことを学びたいという知的欲求=発見にも重点が置かれています。
コロンブスではないですけど、そこに見果てぬ夢があると人は危険を顧みず進んで行ってしまうものなのです。
それが人間たるゆえんですね。
5⃣ 意外性・驚き・反社会性を入れる(日清)
私がテレビCMで最も好きなのが日清食品のシリーズです。
自分がカップ麺が好きだということもありますが(笑)サプライズは授業の基本です。
いつもこの会社の作るCMには驚きと笑いがあって楽しいです。非常識+面白さと混ざることでチャレンジ精神にも響き、拡散されやすいんですね。
作っているクリエイターさん本当に凄いと思います。
6⃣ アニメ化コラボで価値の移動を図る
アニメに語らせる擬人化の一種ですが、そこに入り込むことで好感度を上げて行く戦法です。
個人的にはこのCMをみて、家庭教師が欲しいと思う子供はおバカになるか、または天才かのどちらかだと思うので、気を付けてほしいと願っております(笑)
アニメ化コラボのインパクトは最大級です。拡散せずにはいられない・・。
で、ヤバいほうに振れると歴史の授業を受けた生徒がこうなってしまうのですwww
懐かしいっすね(笑)
7⃣ 生活感を入れて日常の必須品だと刷り込む
すでにブランディグができている強者は追われる立場、こうやって日常にあるものという感じで商品を売り込んでいくんです。
普段の生活水の代わりとしてすでに当たり前にあるもの、定番であることを刷り込むわけです。
ちなみにダンス編は私の出身高校もありまして、さらに好感度があがりました。若者を使って拡散させるCMの作り方が憎いですね!
売れる広告は時代に合わせた価値を反映する鏡である
広告舐めたらあかんよ?という本にはこのような記述があります。
「時代と社会と人間」の関係性の中で広告がどんな価値をもたらせるのか?が決まる
この本は「広告宣伝会議」の中で「広告を読む」という連載が書籍化されたものということで、すごく分析の仕方が文学部的で読んでいる人にも納得できる解説です。
文学研究ではよく「コンテクスト(文脈)」なんて言われるけれど、結局言葉は「コト(事)の葉(影)」なので、その時代で意味が変わってしまうんですね。
だから時代に合わないマーケティング、セールスプロモーションを仕掛けると途端に悪意を持って解釈されるのだそう。
この裏に隠された時代と人間と社会のあり方、そして広告ができるまでの時代感が分析的に書かれていましたよ?
人口の約30パーセントを占める65歳以上のお年寄りの扱いに関してどんな表現をしていけば良いのか?
この世代をどう呼べば、どう扱えばいいのか?
「お+じいさん」「お+ばあさん」:ちょっと敬語っぽくなくなっている?
「老人・お年寄り」:なんか人生の終わりかけって感じがする・・・?
「熟年・シニア・シルバー」:今っぽいがありきたり・・??
「グランドジェネレーション」:認知度が低いし、伝わらない・・・?
こうやって不特定多数、数千万人に見られるテレビCMを作る方々は悩みまくるわけですね
基本的にモノ余りの日本では、わざわざテレビCMに流していただかなくても、自分で情報は得られるわけです。
作る方は大変です。
その点ネット広告、特にSEOマーケティングはは検索してきた人にだけに関連度の高い広告を見せることが可能なので、あまり不評は買いません。
だから、今はTVの広告費をネット広告が抜いているのではないかと思います。
みんなが今の時代に思っている本音をオブラートに包んでCMにするのがTVだとして、逆に思いっきり尖らせて表現させるのがネット広告の本質ではないかと個人的には分析しています。
最後に本書より思い出深いCMを解説とともに載せたいと思います。
【 愛だろ、愛っ (ザ・カクテルバー)】
「テレビで主人公は地方から出てきたばかりの都市単身生活者男子で、恋愛がしたいと願い、カッコよく決めたつもりが、うまくいかない。(ああ!)自分には愛が足りない。ゆえに「愛だろ、愛つ」ということ。多くのバリエーションがあったが、それがデフォルトの設定」
「恋は遠い日の花火ではない」は1994年のコピーです。
あの頃、若者も大人も恋愛に夢中だったというノスタルジーの法則ですね!
「この広告の真のダイナミズムは、実は「欲望の肯定」にあるとおもう。「食べたい」という欲望を認めながら、「ダイエットしたい」という欲望も叶えようとするのだ。その欲望のあっけらかんとした肯定が実に心地よい」
こうやって見てみると、テレビCMって時代と社会と人間の関係が非常に反映されていて面白くないですか?
今まではこういう広告って一部の人に独占されていたのに、今では個人がこうやってネットでできる時代になりました
以上CMも第7法則の紹介でした。
売れるCMの法則をつかみ個人ビジネスを手掛けよう!
単に売れるCMの法則をつかむだけではなく、その法則性を見つけ、ブログに活かすことができれば、自分を商品化して売ることが可能です。
やっぱりそのためにはブログやSNSが一番です。YouTubeが代表ですが今や個人が無料でCMを作れる時代です。
今回は大手のCMを紹介しましたが、中小企業だって自分たちでこのようなCMを作って売ってみても良いのです。
もちろん個人のブロガーやアフィリエイターもそう。特に広告ビジネスを扱うアフィリエイトとCMは相性抜群なので是非とも研究してください。
要素を自分のコンテンツにも入れられられないか?ちょっと考えてみてくださいね!!
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